この夏、我が家は「ポケモン」に占拠されていた。娘にとって、この夏はポケモンにハマった夏だった。
娘がポケモンにハマったキッカケは毎月、実家の母が買ってくれる幼児雑誌の付録についていたDVD。それまでテレビでポケモンを見たことも無かったのに「ポケモンと100まで数えよう」のコーナーがすっかり気に入って、それ以降坂道を転がり落ちるようにポケモンにハマっていった。
ポケモンは息の長いキャラクターだけど、私も夫もポケモン世代ではないので、ボケモンには馴染みが薄い。まぁ、しかし「娘がそんなに好きならば……」と、この夏は娘のポケモン行脚に随行した。JR西日本で夏休みに開催されているスタンプラリーに参加したり、セブンイレブンのスタンプラリーに参加したり。
最初は「スタンプを1つ2つ押したら娘も納得するだろう」と思っていたのだけれど、娘はスタンプラリーがよほど気に入ったのか、それとも3歳児なりに収集欲があったのか、セブンイレブンのスタンプラリーに至っては、コンプリートしてご褒美も全てゲットした。流石にJR西日本のスタンプラリーはコンプリート出来なかったけれど、それでも「ピカチューと一緒に写真を撮ろう」なんてイベントに参加したりと、けっこう熱く頑張った。
娘にとってのポケモンの世界は、本来のそれとは少し違っていて、可愛いポケモン達が楽しく遊んだり、幼稚園に行ったりしていて、ぬいぐるみや食玩達は毎日ごっこ遊び要員になっている。それでも、娘もいっぱしにキャラクター物にハマるようになったのかと思うと感慨深い物がある。トイレの扉にスタンプラリーで貰ったポスターを貼ったりして、家の中がどんどん幼稚になっていくが、自分の趣味とはかけ離れたポスターを見るたびに、ちょっと幸せな気分になる。
炎天下、娘を自転車の後ろに乗せてセブンイレブン行脚したのは、今になってみれば良い思い出だ。(その時は辛くてたまらなかったけれど)今はポケモンだけど、娘がある程度成長するまで、これから何年も娘の趣味に振り回されるのだろうなぁ……。娘が今後、何を好きになるのか楽しみなような…怖いような。
そして今週も、なんだかんだ言いながら無事終了。8月の最終章から夏期保育で登園が始まるので、夏休みは実質あと1週間。悔いのないように過ごしたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
ポケモンセンターで購入した「おにぎり型」で作ったピカチューおにぎり。細工おにぎりも型を使うと簡単なんですね。最近、夏の疲れが出ているのか娘の食欲が落ちているので、夕食のご飯は細工おにぎりにしています。