白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年08月19日(木) 凶暴な衝動。

盆休み明け3日目。ようやく日常を取り戻しつつある。

盆休み中は、とんと読書をしなかったものだが、出勤するようになってからは、すっかり調子が戻ったようだ。読みやすいものを選んだってこともあるけれど『石ノ目』『お縫子テルミー』『嘘つきアニーャの真っ赤な真実』など、片っ端から読了する。週末には読書録を更新しなくちゃなぁ。「本の感想を書く」という作業も、ここのところルーチン化してしまって、以前ほどの意気込みが無くなっている。誰かのためでなく、自分のためでもなく……強いていうなら惰性の域。役に立たないことを続けるってのも、粋なんぢゃないかと。

今日はチョコレートパフェが食べたくてならない。

もはや、それは凶暴な衝動。どうして、こんなに思いつめているのかと自分でも不思議になるくらいだ。チョコレートパフェが特別好きかというと、そういう訳では無い。むしろ私はチョコレートパフェとは相性が悪いのだ。まずもって食べたら数時間以内に「返品の儀式」を通過せねばならない。何度か酷い目に遭っているにも係わらず、それでも嫌いになれないってところは不思議としか言いようがない。

もうちょっと余力があったら、今からでも食べに行くのに。

もしも今、親切な妖精がやってきて「貴女の願いを3つ叶えてあげるわ」と言われたら、後先を考えずに「チョコレートパフェが食べたいです」と言ってしまいそうな勢いである。あの生クリームにチョコレートソースがかかったところとか、シャクャクとしたコーンフレークとか、ちょっぴり酸っぱく感じるトッピングのバナナとか。身体に悪そうな色とりどりのスプレーチョコとか……ああ。食べたい。

これを読んでくださったあなたが「うぉぉっ。そんなこと書かれたら、唐突にチョコレートパフェが食べたくなったぢゃないか」って思ってくださったなら、今日の日記はそれだけで書いた甲斐があるというもの。

こんなことを書いていても、親切な妖精さんがやってくるわけでもないし、明日も働かなくてはいけないので、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年08月19日(火) 悪いお手本
2002年08月19日(月) 美少年ゲーム♪

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