雲間の朝日に想うこと


< 自らは獲れぬ光でしょうか >


極僅かでも。

確かに、
光が注ぐから。


刹那で在っても。

確かに、
明るさを感知出来るから。




延々と続く様に観える、
漆黒の中でも。

自身の意志で、
立って居られるのだ。









言い換えれば。








其の動機足り得る刻を、
求めても。

其処が、
漆黒の儘で在れば。



砕かれた意志を抱えて。

きっと、
途方に暮れる。























幾度も繰り返され。

其れでも、
再び繰り返されるで在ろう、
其の振る舞いを。




如何にして、
和らげたら良いのだろうか。






















 「今日ね。」
 「両側に補助の人付いて立ってみたの。」
 「激痛で撃沈したけれど。」


あの子は。

光を求めて、
彷徨い。







 「底無し沼。」
 「今の私は私では無いから。」
 「巻き込まれないで。」


希望の一歩に、
挫折して。

絶望の闇に、
喰われて堕ちた。





















頑張って。

立ってみたのにね。






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2016年12月26日(月)


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History
2006年12月26日(火) 怯える様に映りませんか
2003年12月26日(金) 再び流れを興こせるでしょうか



< 浮けば重荷も消えるでしょうか >


想いを寄せる相手の、
其の望みを。

自身が、
叶えられぬとしたら。



叶える力を有する、
別の想いに。

其の想いを委ねる事も、
在るだろうか。






想いの、
其の在り様は。

決して、
一つでは無いけれど。














其の想いの内で。


少なくとも、
誰かに委ねられる類では無く。

唯一の、
其の組み合わせでのみ存立する事も、
在るのだ。


















誰かに委ね。

其処で、
芽吹く事が出来るのなら。


其れは。

或いは、
想いですら無いのかも知れない。























 「クリスマスシーズンで。」
 「浮気?」
 「本気?」
 「恋愛出来る週末が来るじゃん。」



長めの週末が訪れる度に。

あの子は、
代替品を推奨する。



















違うか。








俺が、
手放す選択を取れないからと。

あの子なりに、
忖度して居るのだろうな。





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References
 Sep.23 2016, 「捨て去る意志こそ想いでしょうか」







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2016年12月19日(月)


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History
2005年12月19日(月) 何気無い感謝を忘れて居ませんか
2004年12月19日(日) 中身には何の意味も無いのでしょうか
2003年12月19日(金) 想いを遮るのが想いでしょうか
2002年12月19日(木) 何時か天罰が下りますか



< 護りは不要と言われるのですか >


想いを添え、
支え、
護り。

其の身の、
利生で在る事が。


本来の趣旨なのに。




則は。

人を、
其の狭間へと陥れ、
封をする。















耐え難い痛みに曝されながら。

切り詰めて、
切り詰めて、
命を繋ぐ日々は。



積極的に、
何かを獲ようとする振る舞いなど。

決して、
出来ぬと言うのに。



















何故。

仕組みは、
人を護らないんだろう。























 「保険金が収入って判断されちゃった。」
 「給付金だったら違ってたみたい。」


 「俺に出来る事は何?」


 「ありがとう。」
 「言葉だけでも今は救われる。」



















役所は。

手を引くと、
非情に告げた。






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2016年12月12日(月)


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History
2005年12月12日(月) 素直に喜んで平気でしょうか
2004年12月12日(日) 片側のみに延ばせぬ想いでしょうか
2003年12月12日(金) 待ち草臥れて居ませんか
2001年12月12日(水) 恋人に戻れましたか





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