魅力として。
自身が感知し、 或いは感知される、 其の特性は。
数え切れぬ程、 多岐に渡るけれど。
飽く迄。
其れは、 人に属する特性では無いのだろうか。
外見も、 姿形も。
確かに、 人の好みを決定付ける因子の、 一つかも知れないけれど。
飽く迄。
其れは、 人の外見では無いのだろうか。
丁寧で、 詳細な説明が。
想いの奥底を、 余計に、 抉って行く。
「スパイダーマンが大好きなんだよ。」 「でも、現実にスパイダーマンはいないでしょ?」
「そうだね。」
「だから。」
「だから?」
「スパイダーマンに体型が似てる小坊主に。」 「着包み着せて抱き付くんだよ♪」
姫は。
俺の何処を、 必要として居るんだろうか。 |