好きか嫌いか。
其の、 両者で問えば。
何方でも無い。
其の応えが、 分相応に他ならない。
何方が手を切ろうが、 何方に因が在ろうが。
其の結果や、 或いは、 其の過程にすら。
何の未来も、 存在し得ないから。
互いに、 傷付く必要など無く。
哀れみすら、 覚える必要も無いのだ。
丘の上の人は。
今、 ちゃんと、 有りの儘で居る筈じゃ無いのか。
居るなら。
其れで、 何の問題も無い。
そして、 居ないのなら。
其れは、 俺の関知する事じゃ無い。
手は。
もう、 切れたんだ。
---------- References Dec.23 2006, 「三度の記憶でも蘇るのですか」 Dec.08 2006, 「未だに描ける絵なのでしょうか」 Nov.24 2006, 「剥がす物でしょうか」
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