雲間の朝日に想うこと


< 片側のみに延ばせぬ想いでしょうか >


想いの深部に触れて。

奥底から、
相手を理解しようと、
想うからか。



其れとも。


想いの深部を、
無制限に解放して。

相手の侵襲を、
許容するからだろうか。







相手が、
近しい関係程。


感情の幅が拡張され、
同時に、
大きく揺さ振られるのだ。




正の方向にも。

逆に、
負の方向にも。










其れ故に。






表面的に、
円滑に、
其れだけで良い相手は。


一見すると。

正の部分のみを取り出せる、
極上の位置に、
居続けられるのだ。



















正方向で在る筈の、
想いが。

負方向の激情へと、
早変わりして居た事に。




 「小坊主の周りの女は。」
 「おいしい所取りなんだもん!」


泣き喚く、
姫で、
初めて気付く。












想いの暴発を。

少しは、
上手に扱える様に成ったと、
想って居たのにな。





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References
 Dec.08 2004, 「暴発の前に気付けますか」
 Nov.12 2004, 「心の一部を捨てられますか」


2004年12月12日(日)


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History
2003年12月12日(金) 待ち草臥れて居ませんか
2001年12月12日(水) 恋人に戻れましたか





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小坊主
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