JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:<衆院選>アベノミクス問う 進む株高、伸びぬ消費(毎日新聞 11月20日(木)21時28分配信)
のっけから話が本題からそれますが、所謂「アベノミクス」などというものは存在しない(何ら、新しいことはない)し、 だから、いわんこっちゃない。 と言いたいのですが、それは別の機会に書きます。 今日、問題にしたいのは、明日、衆院解散総選挙したら、国民に問うのは、 「アベノミクスの是非だ」というのが官房長官の趣旨のようですが、 集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更など本来は重要な争点であるはずのテーマは「重大な政策変更ではない」(菅義偉官房長官) 何が特に重要なことなのか?は有権者がきめることであり、 選ばれる側、つまり政治家が決めることではありません。 こういう、「欺し方」、2005年9月11日投開票の、所謂「郵政民営化選挙」に似ています。 あのときも、小泉純一郎は、 この選挙は、郵政民営化の是非だけを問う選挙です。 に、みなさん、すっかり欺されたのを、もうお忘れでしょうか? あの時は、自民党のサイトには国民に向けての120の公約が掲げられていて、 憲法改正やら、後期高齢者医療制度やら、障害者支援を減らすとか、 2007年の増税など、全て書かれていたのです。 官房長官が何と言おうと、選挙で現政権に対する「評価」をするというなら、 それは、安倍政権の政策や、政治手法全般に対する判断になります。 要するに、また安倍が大勝したら、 解釈改憲による、「集団的自衛権行使容認」も、秘密保護法も、 原発存続再稼働も、消費税率引き上げ(延期したとはいえ)も、 全て国民が信認したということになるのです。 2012年の衆院選、2013年の参院選ではこの点がはっきり出ていたのに、 有権者は安倍に絶対安定多数を獲得させておいて、あとから国会前で「反原発デモ」や、 「憲法を守れ」デモなどを行っていましたが、選挙で安倍を勝たせてしまったら、あとから 何を言っても無駄です。 ああやってデモで騒いでいた方々。 私は、本来流行り言葉や、それを平気で使うのが大嫌いですが、今回ばかりは、 いつ、安倍の政治に反対の意思表示をするの?今でしょ。 といいます。選挙前にTwitterなんかでチマチマ書いても色んな人の文章が交互に現れるわけですから、 自分の頭の中では長文として出来上がっても、他人の記憶には残らない。 大事なことを主張する。天下国家を論じるならブログアカウントを開き、論理的に自分の思想を書きましょう。 とにかく、今度、安倍を勝たせたら、おしまいです。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2013年11月20日(水) 考えなければ楽ですが、考えなければいけないのです。
JIRO
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