JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆7月に参議院選挙があったことを覚えていますか? と、冒頭から嫌味を言いたくなります。 経済情勢を見て来年4月の消費増税を実行するかどうか判断する といっていました。選挙前だから「絶対に消費税率を上げる」と言わなかっただけであろうことは容易に想像できます。 連立与党の公明党も、また、参院選時の公約は、 消費税率の引き上げに伴って自動車関連の税制について簡素化、負担軽減、グリーン化の観点から抜本的改革。自動車取得税は、消費税8%時点から引き下げ、10%時点で廃止。 要するに消費税率の引き上げを前提にしています。 ◆デフレを脱却し(物価を上昇させ)、集団的自衛権の行使を可能にし、憲法も変え、原発は再稼働するという人を首相いしたのは有権者です。 今頃になって、ゴタゴタ、マスコミや世論は、安倍政策を非難していますが、 2013.07.14 【2013参院選】各党政策比較 「消費増税」 ですが、民主党は今回は議論の対象外として、自民党と公明党以外は、全ての政党が 「消費増税凍結」を公約に掲げています。 それなのに、確実に消費増税を実行することが分かっている自民党と公明党に 票を投じて勝たせたのですから、給料は上がらないし、この先物価が高くなり、さらに消費税率が上がり、 ますます、生活が厳しくなっても、それはすくなくとも自民・公明両党に投票した人、そして棄権した人にとっては 「当然、甘受すべき不利益」です。結果的に死票を投じた者にとっては、迷惑この上ない。 よく考えないからこうなるのです。景気がよくなっていない。給料も増えていない。 ゼロ金利政策がずっと続いていますから、今の若い人は感覚的に分からないでしょうが、昔のように 銀行の定期預金に100万円預金をおいておけば、一年後には105万円になっていたという時代でない。 低金利政策の最終的な負担は、家計に及ぶのです。本来なら得ていた筈の利息収入がゼロ金利政策で 入らない。国民の殆どはこのことを意識していませんが、「得べかりし利益」(得られたはずの利益)を喪失しています。 ですから、本当は消費税は、今でも既に実質的には5パーセントよりも高い。10パーセント近いはずです。 もう遅いですけれども、もう一度かきますが、「考えないで投票する」から、こういうことになります。 私は、金融緩和で通貨供給量だけ増やしても総需要が増えなければ、つまり個人消費が増えなければ国の経済は 活性化しないのだから、財政の健全化は先にのばし、まず、消費税減税、所得税減税、地方税減税を断行し、 家計の可処分所得を増やすべきである、と選挙の前から書いています。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2012年10月01日(月) 毎年恒例です。【音楽】Fly Me To The Moon
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