JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆毎年、書いていますが、名曲の名演は何百回聴いても飽きないのがクラシックでしょ? 毎年、9月1日前後に同じようにデニス・ブレインを特集します。 死後の今に至るも世界中で最も卓越したホルン奏者のひとりとして知られる。 と、ありますが、全面的に同意いたします。 以前から、読んで下さっている方は、「またか」と思われるかもしれませんが、名曲の名演は何百回聴いても色褪せない。 クラシック音楽の驚嘆すべき力、だと思います。 今まで、クラシックや、ホルン、ましてや、デニス・ブレインなんて、聴いたことがない、若い方の人生が、 これで変わるかもしれません。とにかく演奏を聴いて下さい。 今でも、元ベルリン・フィルのバボラークとか、確かにものすごく上手いけど、デニス・ブレインの 音のコントロールは、次元が違います。 まず、あまりにも有名なモーツァルトホルン協奏曲全曲より。 ◆モーツァルト::ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495 第1楽章:アレグロ・モデラート ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495 第1楽章:アレグロ・モデラート ホルンは、管が大変長く、その割にはマウスピースの口径が小さく、それだけ音がひっくり返り易いのですが、全く間違えそうな気配すら、 微塵も感じられない。同じ言葉を繰り返しますが、このコントロール力は空前絶後だと思うのです。 もう一曲。もっと難しい、リヒャルト・シュトラウス(オヤジさんがホルン吹きだったんです)は2曲のホルン協奏曲を残してます。 一番は18歳の時の作品ですが、大変ホルンの特性が良く生かされた曲だと思います。 これは、私の尊敬する、ウォルフガング・サヴァリッシュ先生の伴奏です。R.シュトラウス/ホルン協奏曲集。 この曲は3つの楽章から構成されていますが、演奏するときには、連続して(楽章の間で休まないで)演奏します。 CDでは3つのトラックに分かれているので、繋げました。 ◆R.シュトラウス: ホルン協奏曲 第1番 変ホ長調 作品11 Richard Strauss Horn Concerto No.1 冒頭、アルペン・ホルンをイメージするようなソロから、圧倒的な技量と音楽性。文句の付けようがありません。 完璧な演奏などない、といいますが、これは「完璧な演奏」としか形容出来ないと思います。 デニス・ブレインの演奏は、永遠に語り継がれることでしょう。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2012年09月03日(月) 【パラリンピック】競泳秋山が大会新で金、鈴木は銅 パラリンピック第5日←金メダルでもニュース速報にしないメディアの見識を疑う。
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