白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2013年10月29日(火) 街の本屋さん。

今日はスーパーの2階に入っている書店で、客と店員が言い合っているのに出くわした。

客は私と同世代の中年女性。付録付きの雑誌(ポーチとかバッグが付いている付録メインの雑誌)を買ったのに、付録が入っていなかったとのクレーム。店員はイマイチ信用していなかったようなのだけど責任者が出てきて、結局ちゃんと付録の付いている雑誌と交換していた。

店員はまだ新人のようで「付録だけ無いなんて何かの間違いではないか。梱包のビニールはナイフで切ったような感じだったし」と言うような事を言っていたけれど、責任者は「ナイフやカッターで切って付録を抜かれるのはよくある事だから、こういう時は交換か返金してください」と説明していた。店員は物凄く吃驚した顔をしていたけれど、遠巻きに聞いていた私も吃驚した。

雑誌は年齢の高い女性をターゲットにしたもので、たぶん付録を抜き取ったのもその世代の女性だと思われる。その店は小洒落たショッピングセンターではなくて、2階に衣服と書店が申し訳程度に併設されている小さなスーパーだ。犯人はたぶん私と似たり寄ったりな感じの主婦なのだと思う。その書店では娘の幼児雑誌を買うことがあるのだけど、幼児雑誌の付録を抜かれているのはたまに見た事がある。「子どもが取っちゃったのかな? だけど、親は何してたんだろう?」と思った事があるのだけれど、親世代がこの調子では子どもがそうなるのも無理からぬ事だ。

書店では万引きが多いと聞いた事があるけれど、付録の抜き取りもあるのだなぁ。これでは実店舗が無くなっていくのも無理はない。他人事とは言うものの、お店の人が気の毒になってしまった。

我が家は今、引っ越しの可能性があって、夫に「私はヲタクだからアマゾンと楽天がある限り、どこに言っても楽しく行きていけるよ!」と宣言してしまうほどアマゾンを頼りにしている。でも、本当は手にとって確認出来る実店舗の方が好きだ。なので街に本屋さんが無くなってしまうのは困るのだ。実店舗で買えそうなら出来るだけ実店舗で買うようにしているけれど、万引きだの、付録だけ抜いちゃったりだのが頻繁だと、経営も大変だろうと思われる。なんだか嫌な世の中だ。

……と。この話はここまで。今日の大阪は朝からどんより曇っていて肌寒い。午前中は実家の母の病院送迎、買い物、図書館、定番家事。昼過ぎまでバタバタしていた。実家関係の用事がある日は1日が過ぎるのがアッっと言う間。そしてもうすぐ娘が幼稚園から帰宅する。これを書いたら迎えに行かねば……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

本日のお弁当。ふりかけおにぎり、南瓜グラタン、ミートボール、玉子焼き、ピーマンのおかか炒め、黒豆の枝豆、蜜柑(別容器)最近にしては比較的可愛く仕上がった気がする。お弁当作りも終盤に入ったんだなぁ…と思うと少し寂しい。







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