解は無いのだ。
解は。
他者の納得感を指標に、 解なのだと、 思い込んで居るだけに過ぎず。
解は。
自らが揺らぐ、 其の環境に因って。
一意的ですら在り得ない事を、 証して居るのだ。
其れ故に。
何度、 振り返り顧みたとしても。
其の正しさを、 追える筈も無いのに。
其れでも。
解を辿れる、 其の縁を探して。
彷徨い続けて了う。
きっと。
今、 隣に居てくれるあの子の、 其の姿は。
俺自身の振る舞いの、 正しさの証と。
信じて居るけれど。
きっと。
今、 隣に居てくれるあの子の、 其の姿は。
主たる存在なのだと、 信じて居るけれど。
きっと。
今、 隣に居てくれるあの子の、 其の姿が。
一つで在り続けて居るのが、 証だと想うけれど。
---------- References Fed.08 2017, 「鍵の在処は忘れないのですか」 Jun.27 2015, 「想う相手は一人でしょうか」 May.16 2015, 「何処で判って了いましたか」 Mar.25 2015, 「真の主従は逆なのでしょうか」 Mar.04 2015, 「底無しの深度に踏み入れてませんか」 Feb.27 2015, 「今の私は何方でしょうか」 Feb.22 2015, 「私は誰でしょうか」
---------- Background " ミステリと言う勿れ "
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