雲間の朝日に想うこと


< 路筋の見付かる旅路でしょうか >


毎年、
毎年、
繰り返し迎える新しき年に。

人は、
何を据えるのだろう。





新年。



再び迎える事の出来た、
新年か。

其れとも、
無駄に生き長らえた、
新年か。




終焉に向かう事だけを、
想い定めて了った、
其の路に。

少しは、
陽の差す余地が無いのだろうか。




















 「こうして年を越せると思っていなかったから。」
 「最後かもって想いながら過ごしているよ。」



日付の変わった直後に。

例年と変わらぬ、
祝いの電信が届いた。


























 「去年は沢山想い出が出来たよ。」


あの子は、
そう言うけれど。










想い続けた一年は。



結果的に。

滞留した期間に過ぎない事を、
噛み締め。









腕を掻き毟る。





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References
 Jan.11 2013, 「もう一度振り向ける新年でしょうか」
 Dec.24 2012, 「彩も違う組み合わせでしょうか」







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2014年01月01日(水)


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History
2012年01月01日(日) 御目出度くは無い新年でしょうか
2009年01月01日(木) 本当は消したい場所なのでしょうか
2008年01月01日(火) 必要なのは其れだけでしょうか
2007年01月01日(月) 案外近くに居るのでしょうか
2006年01月01日(日) 印象に残る区切りで在りますか
2005年01月01日(土) 本心を探り当てて居るでしょうか
2004年01月01日(木) 腐れた縁に想いを託して良いでしょうか
2003年01月01日(水) 矛盾する想いは願えませんか
2002年01月01日(火) 始まりはいつも俺ですか





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