雲間の朝日に想うこと


< 解いた鎖も願いでしょうか >


希う想いに、
更に願を掛ける事で。

時に、
より強く想う願いを、
希うから。



捧げた想いは。

日の目を見ぬ儘、
朽果てる事すら在るのだけれど。











封じた筈の、
其の想い自体の強さを。

秤に掛け。


贄の鎖を、
緩めて了う事が。






きっと。

優しさで、
甘さで、
想いで。


そして。

覚悟なのだろう。























 「独り占め出来る様に成る迄。」
 「小坊主ちゃんを名前では呼ばないの。」


捧げた、
呪符の言の葉を。









死を選ばせた、
俺への感謝に重ねて。








 「小坊主愛してる。」
 「許可してくれたこと後悔はしないでね。」


あの子は、
破り捨てた。





















最後だからと。

呼んでくれたんだろうな。





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References
 Jan.03 2014, 「愛は死に至らしめる事でしょうか」
 Sep.18 2014, 「彼とは違う何かでしょうか」







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2016年01月04日(月)


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History
2015年01月04日(日) 強く想える刻ですか
2009年01月04日(日) 理解するのは何時なのでしょうか
2007年01月04日(木) 想いを喰らう生物でしょうか
2006年01月04日(水) 警戒して居る筈では無いのですか
2004年01月04日(日) 理解から逃れたいのでしょうか
2003年01月04日(土) 気持ちを薄めて行けますか
2002年01月04日(金) 相手が違うと感じませんか





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