雲間の朝日に想うこと


< 理解するのは何時なのでしょうか >


経験の無い感性に、
突然、
触れて了った時。

半ば強制的な覚醒は、
其の感性に、
如何なる附箋を貼り付けるのだろう。




弁別も、
吸収もされずに。

圧倒的な質量を保った儘、
内側へ、
流れ込む感性は。



何を誘導するのだろう。










到底理解には至らぬ事柄に、
宿る神秘性だけは。

辛うじて、
感じ摂ったのだろうか。



気圧されて。

唯、
反芻を繰り返すだけが、
精一杯なのか。



其れとも、
仲間外れを嫌ったのか。



或いは。

自身にも出来る事だと訴える、
単なる、
競争心なのかも知れない。


















此れ迄の歩みを。

一冊に、
綴りながら。





 「此れが。」
 「お腹の中に居る時の写真だよ。」


未だ人像には程遠い、
姫の、
胎内の画を。

娘に語ると。












 「おなかのなかに。」
 「ぱぱのこどもがいるんだよ。」


鱈腹喰らった昼食で、
腫れ上がったお腹を摩りながら。

娘は、
必死に主張した。






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2009年01月04日(日)


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History
2007年01月04日(木) 想いを喰らう生物でしょうか
2006年01月04日(水) 警戒して居る筈では無いのですか
2004年01月04日(日) 理解から逃れたいのでしょうか
2003年01月04日(土) 気持ちを薄めて行けますか
2002年01月04日(金) 相手が違うと感じませんか





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