JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:「世界の平和に貢献」明記=戦後70年談話−安倍首相会見(時事通信 2015/01/05-17:19) 安倍晋三首相は5日、三重県伊勢市で年頭の記者会見を行い、 ◆コメント:こういうのを「詭弁」といいます。 「詭弁」(きべん)とは、 道理にあわない弁論。非を理に言いまげる弁論。こじつけの議論。(「広辞苑」第六版) のことです。 世界の平和に貢献したいといいながら、集団的自衛権の行使を可能にするとは意味を為しません。 集団的自衛権とは自分の国が攻撃されていなくても、早い話、アメリカが戦争を始めたら付き合う ということです。平和を維持したいなら、日本が攻撃されたときに国民の生命や財産などを守る為に防衛する、 「個別的自衛権」のときにしか自衛隊を使わないことにする、と。 絶対に人殺しの手伝いはしないことを改めて、強調する、というのなら理解できますが、 集団的自衛権--これ「他衛権」と言った方がいいですね--を発揮するということは、日本を攻撃していない 他国民を殺すことに貢献するかもしれないのですから、理想の正反対です。 ◆「改革断行」って、要注意ですよ。小泉のまま、ですよ。 2005年。今年で10年になりますが、10年前の9月11日に投開票が行われた総選挙。 改革をとめても、いいんですか! この非常に単純なペテンに、有権者はみごとに欺されました。 「改革」といってるだけです。「改良」「改善」とはいっていないし、そもそも、 「何故」「何を」「何時」「どのように」改革するのか、全く説明がない。つまりなんでも自分の思い通りに 「変えるぞ?」といっていただけです。 改革をとめてもいいんですか? ずるい言葉でした。改革を止める人間がなんか後ろめたいような気がしてくる。実際は世の中、うまくいっていることは変えなくて良い。 小泉は上手く運営されていた、一億総中流社会をぶっ壊しました。その結果もたらされたのが、 「格差社会」です。「格差」は一層広がっているように思えます。 そもそも、私は、アベノミクスとやらは何にも新しい経済政策を含まない、と何度もいいましたが、 安倍晋三氏にとってはアベノミクス自体が既に「改革」だったはずで、それをさらに改革しなければならない ということは、「アベノミクス」とやらが失敗だったと、自ら認めているに等しい。 政治家のこういう漠然とした言葉にだまされるのはいい加減にしましょう。 12月の総選挙で与党が勝ったといっていますが、自民党自体は議席を減らしている。 極右といっていい、「次世代の党」が全滅です(「次世代の党」の最高顧問が82歳の石原慎太郎、というのも噴飯物ですが)。 「維新」ももう、お呼びじゃありません。 まさか私の呼びかけが奏功したわけではないが、共産党が8議席から21議席に増えました。 クソミソに云われ続けている民主党ですら、11議席増やしてます。 全然、安倍政権が信認を貰ったとはいえない。 この潮流を変えてはいかんです。安倍のペテンにだまされないようにしましょう。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2014年01月05日(日) 段々、時間が速く経過するように感じます。「そのうちに」は止めた方がいいです。
JIRO
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