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2008年01月05日(土) |
「<お年玉>使い方教えてる? 子どもへ金融教育、わずか3割」←そんなもの必要ない。もう「村上ファンド」を忘れたのか。 |
◆記事:<お年玉>使い方教えてる? 子どもへ金融教育、わずか3割 (1月1日21時10分配信 毎日新聞)
正月を迎えた子どもの大きな楽しみは「お年玉」。“大金”を手にする子どもも多いが、子どもに対し金融教育を実施しているサラリーマン家庭は約3割に過ぎないことが、
クレジットカードなどを手がけるGEコンシューマー・ファイナンス(東京)のアンケート結果から分かった。
同社が男性サラリーマン約500人に聞いたところ、経済の仕組みやお金の大切さなどについて教える金融教育について、
83.5%が「必要」と回答。しかし、「実践している」のは31.8%だった。
実践している家庭の年収別では「1500万円以上」が50%と最も高く、「300万円未満」の42.9%が続いた。
高収入と低収入の層で、資金管理の大切さなどが話題になることが多いようだ。
京都中央信用金庫が、乳児から大学生(計1163人)を対象に調査した07年のお年玉の平均金額は3万7917円。
お金にまつわる知識を広める金融広報中央委員会は「お年玉をきっかけに、金融教育を家庭でも行ってほしい」としている。
◆コメント:「金融教育」など子供に必要はない。
子供に「金融教育」を行うとは、株式・債権・商品や、様々な金融商品を利用して、如何にカネを増やすかを教える、ということだ。
バカか。
子どもの頃からそういう教育を受けた人間が昨年、捕まったばかりじゃないか。村上ファンドの村上世彰(よしあき)である。
2007年7月19日の東京地裁の判決は、証券取引法違反により、懲役2年、罰金300万円、追徴金11億4900万円の実刑判決を下し、世間を驚かせた。
証取法違反(インサイダー取引)取引の実刑判決なんて、聴いたことがない。村上被告人は直ちに控訴したが、
これは、最高裁まで争っても多分無駄だろう。
村上は、小学生の時分、華僑の父親から、小遣いを廃止する替わりに、といって現金100万円を渡され、
株の売買で小遣いを稼いでいたそうだ。正に子どもの頃から金融教育を施された人間だ。
かれは、人の会社を買ったり売ったりすることばかりを覚え、自らは何の付加価値も生み出さず、
自分さえ、カネが儲かれば良い、と考える人間になったのである。
子供は「金融」の実務など知らなくていいのだ。
◆知識としての経済学のイロハぐらいは、教えても良かろう
例えば、何故、お金があるのか。
最も基本的な「交換手段としての通貨」を教えるのはさほど難しくない。
お金が無かったら、何でも物々交換になる。
例えば、貴方が野菜を作っているとする。自分の作った野菜を売って、魚を買いたいと市場へ行く。
目的を果たすためには、魚を売って、野菜を買いたい人を捜して歩かなければならない。
運良く、そういう人と出会ったとしても、量が一致するとは限らない。
ところが、皆が一旦、自分の売りたい商品をお金に換えておくことにする。
これなら、何でも好きなものを、予算の許す限り好きなだけ買うことが出来る。
これが、「交換手段としての通貨」の機能である。
通貨の機能は他にもあるが、こういうことを教えるのは経済学のイロハのイであり、
金儲けの方法を教えるのではない。学問である。
子供に教えるのなら、こういう事を教えるのだ。
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2007年01月05日(金) 「短大生遺体切断事件」セロトニンと攻撃性(差替)/バッハ無伴奏チェロ組曲を異なる楽器で。
2006年01月05日(木) 「日経平均終値、1万6400円台回復…5年3か月ぶり」←ヤバいですねー。
2005年01月05日(水) 「『戦争より遙かに満足』救援活動に従事する米兵。」 「人間の本性は善である。」(孟子)
2004年01月05日(月) 「失業デモ、銃撃戦に サマワ、武器野放しも」←こういう場所へ行く必要はない。
2003年01月05日(日) 英語の上達には音読 中途半端な留学は無駄。