JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆また、みなさん、安倍やマスコミに乗せられますか。 「また」というのは、稀代のペテン師、小泉純一郎が2005年9月の「郵政民営化選挙」の前に甘言を弄し、 この選挙は、郵政民営化の是非「だけ」を問う選挙なんです。 と100万回も繰り返しましたが、過去何度も書いたので、省きますが、実は、自民党のウェブサイトには、 自民党から国民への120の約束として、2年後に「税制の抜本的見直しを行う」って増税に決まってるじゃないですか。 それとか、後期高齢者医療制度、障害者支援の減額など、格差社会を創る「公約」のてんこ盛りでした。誰も読まなかった。 今回とて、同じです。安倍晋三は アベノミクスの是非を問う選挙だ。 といってますが、そうじゃないでしょう。GDP成長率が予想よりも低いので、消費再増税を延期する、と。 発表してから「民意を問う」って、そんなの反対する人間がいるわけがない。出来レースです。 しかもこの消費増税の延期は、とんでもなくて、次回は「景気条項なし」つまり、どんなに景気が悪くても増税する、 と言っているわけですが、次回の増税の時期までに何があるか、誰にも分かりません。 リーマン・ショックが起きたのは2008年9月15日で、その後、当時の白川日銀総裁の言葉を引用するなら、 あたかも、崖から岩が転がり落ちるようなスピードで、 景気の後退が起きました。リーマン・ショックなど、その前日まで当事者たち以外は、世界の誰も予想していなかった。 歴史的事実として、そういうことがあったのですから、また、似たようなことが起きないとは限らない。 それなのに、「この次は、絶対増税する」にみなさんが納得してるのは、何も考えていないから、です。 ◆経済なんて、極端に言えば、今はどうでもいい。 今回の選挙の争点はアベノミクスだ、と選挙される側、選ばれる側が言うこと自体、間違っています。 集団的自衛権の行使は憲法改正でなければできない。 を政府の公式見解として維持しました。安倍晋三氏の父、安倍晋太郎氏(当時外相)も、 (角田)長官が述べたとおりだ。 と発言しています。 それを、閣議決定による解釈改憲で可能だ、ということは、どういうことか。 行政権は内閣に属し、内閣を構成する閣僚は内閣総理大臣が任命するのです。 したがって、閣議で、解釈改憲に反対の人物がいたら、反対しない人間に安倍晋三が取り換えたら、 絶対、決定できる。即ち安倍晋三個人の思惑で、日本国の最高法規、しかも戦争をするかしないか、 というこの憲法の最も重要な部分に関わる、集団的自衛権の行使を可能にできてしまう。 それが、問題だ、という認識を持てない、安倍晋三と、それをもう一度勝たせようとしている日本人。 手の施しようがないほどの、バカです。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2013年12月08日(日) 唐突ですが、喪服(葬儀必需品)点検の薦め。
JIRO
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