JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆69条解散が、本来の衆議院の解散です。 明日(14日)投開票の衆議院選挙は、史上最低の投票率になるのではないか、と予想されています。 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。 日本の今の政治体制は、「議院内閣制」といって、行政府である内閣は、国民が選んだ代表で構成された「国権の最高機関」である議会(日本なら国会) の信任によって存続しているというスタイルです。 だから、国会が内閣不信任決議を、もし、可決したら、内閣存立の理由である「国会の信任」を失ったのですから、 総辞職または、解散するのは当たり前です。 しかし、日本では内閣に対して国会は不信任決議などだしていないのですから、安倍内閣は国民に政治を付託されているのに 今、解散すれば、消費増税を延期を決めた直後ですから、増税延期に反対意見があるわけもない。改めて民意を問うひつようなどない。 みんな、そのこと自体には賛成に決まっているので、他の争点を掲げない、あるいは目立たないようにすれば自民党が勝つに決まっている。 「出来レース」です。 ◆党利党略の為(今、解散すると自民党に有利だからという理由で)解散を決めたのは解散権の濫用です。 今更、これを書いても、14日の投票が中止になるわけではないけれども、 ◆将来的には、解散権を制限するべきだと思いますが、とりあえず、明日は共産党に投票して下さい。 小選挙区制の欠点は、私を含め、色々な人が、あちこちで何度も書いていますが、死票が非常に多くなるということです。 安全が確認出来た原子炉から再稼働する。 といいます。正気の沙汰とは思えません。 家計の所得は増えていないのに、無理矢理金融政策で物価を上昇させて、次の消費税増税時は、 景気がどうなっていても必ず決めるといいますが、リーマンショック直後のように景気が悪化していたら、増税などしたら、 目も当てられない惨状になるでしょうが、この前の決定は「それでも構わない」という意味です。 これで、自民党が3分の2議席を超える議席を獲得したら、衆議院再議決でどんな法案も可決されてしまいます。 恐ろしいのは「共謀罪」です。これが決まったら、 他人に犯罪計画を持ちかけて、相手が同意して、自分は警察に自首すれば、自分は無罪放免で、 相手だけが逮捕されます。いくらでも他人を貶める事が出来ます。 与党の獲得議席が3分の2を超えるというのは、白紙委任状を与えるということです。 せめて再可決可能議席数を自民党に与えるのは防ぎたい。 どの野党も一党ではたよりないのは確かですが、 各自が適当に野党に投票したら結局、自公の候補が当選するでしょう。 反自民の意思を明確にするには、普通、国民が最も投票したくない共産党に 投票することです。小選挙区も比例代表も。 いくら共産党議席が増えても与党にはならないだろうし、 ここまで日本で定着し、発展した経済体制を共産制に変えることはできません。 安倍自民党の独裁制を防ぐため、今度ばかりは共産党に投票することを提案します。 時間が無いのです。他の野党の公約を比較検討している暇はないのです。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2013年12月13日(金) 【音楽】SKE48東李苑さん(Pf)と古畑奈和さん(A.Sax.)の演奏。あまりにまともに上手いので驚きました。
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