JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆サッカーなんかどうでもいいのです。 コートジボワールに負けているぐらいでは、一勝もできないかもしれませんね。 ◆記事:イラク 政府軍とアルカイダ系勢力の攻防続く(NHK 6月15日 19時21分) イラクがこういうカオス状態に陥った、そもそもの原因はアメリカです。 2003年3月20日にアメリカがイラクは大量破壊兵器を隠し持っており、それがアルカイダなどの テロリスト集団の手に渡れば、明日にでもアメリカは再び、2001年9月11日のような攻撃を受ける「かも知れない」 という、国際法的に全く正当化されない(予防的先制攻撃は、完全に違法行為です)戦争をしかけました。 その違法行為を世界で一番先に支持したのが小泉純一郎内閣でした。 ◆世界を壊すアメリカの手先になりたいですか。 私は大学の法学部で、国際法の教授が、 世界の如何なる国も、民族的・歴史的背景、歴史的必然性があって、現在の状況となっているのである。 と、イラク戦争の20年以上も前におっしゃっていたのをはっきり覚えていますが、 正にその通りで、イラクはサダム・フセインが独裁制を敷いていましたが、その頃の方がまだ安定していて、 少なくとも、今のように、同じイラク人が、血で血を洗う争いを続け、無辜の女子供が命や財産・住居を失う、 などという悲惨な状態ではありませんでした。他所の国が、徒に介入するとこういうことになるという、 典型的な悪い「見本」です。 日本が集団的自衛権の行使を容認するということは、こういう具合に世界をかき乱すアメリカの手先となる ということです。 そうなりたいですか? サッカーに夢中になって、大事なことを考えることから逃げていませんか? イラクだけでは無い。福島第一はどうするのですか?北朝鮮拉致はどうするのですか? 大人が「面倒くさい問題」に真っ正面から向き合って考えるところを見せずに、球蹴りに夢中になる。 日本国の堕落の証しです。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2012年06月15日(金) 情報の軽重を考えることは大切です。「欧州」「橋下」「高橋容疑者」「子供の脳死臓器移植」
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