外国為替証拠金取引
JIROの独断的日記
DiaryINDEXpastwill


2004年06月15日(火) 「日本を監視対象国に指定 人身売買の米報告書」ヨーロッパ時代も含めると400年も奴隷貿易をしていたのは誰でしたかね?

◆記事:日本を監視対象国に指定 人身売買の米報告書

【ワシントン14日共同】米国務省は14日、世界各国の売春や強制労働を目的とした人身売買に関する年次報告を発表し、日本に関して売春目的の人身売買で国際的に暗躍する「ヤクザ」の存在を指摘、今回初めて設けた「監視対象国」に日本を指定した。4段階で2番目に悪い評価。小泉政権は4月に関係省庁の「連絡会議」を設置し事態改善に乗り出したものの、今後一層の努力を迫られそうだ。

 国際組織犯罪の取り締まりを強化するブッシュ政権は報告で、人身売買の対象であるアジアや中南米女性の「目的地」となっていながら、日本では法整備や犯罪摘発、被害者救済が十分でないことに警鐘を鳴らした。

パウエル国務長官は記者会見で、人身売買の被害者は世界で60万−80万人に上ると指摘。国務省のミラー上級顧問は「日本は『性奴隷』をめぐる大きな問題を抱えている」と述べた。主要8カ国(G8)で監視対象国は日本とロシアだけ。

国務省は131カ国を法整備・対策の面から「第1」から「第3」の3つに分類。「第3分類」に入った国は制裁対象となる。(共同通信)
[6月15日13時29分更新]


◆コメント:お前らに偉そうなことを言う資格はない。

いうまでもなく、リンカーンが奴隷を解放するまで、ヨーロッパからアメリカに移住した白人たちは、長い間、アフリカの黒人を奴隷として扱ってきた。ちなみに、奴隷貿易を行っていたヨーロッパ人は皆、キリスト教徒である。だから、私はキリスト教ってのは偽善の体系だというのだ。

奴隷貿易が始まったのは16世紀で、それが19世紀まで続くのだが、恐ろしいことに、ヨーロッパのほぼ全ての国が黒人を奴隷として輸入しており、それに対する罪悪感を感じていなかったのである。かの有名なモンテスキューの「法の精神」ですら、「黒人が人間だと考えることは不可能である。彼らを人間であると考えれば、我々がキリスト教徒でないことを認めざるをえなくなる。」としている。開いた口が塞がらない。

アメリカ人も要するにヨーロッパの白人が移住しただけだから、意識は同じである。アメリカ独立宣言には「すべての人間は生まれながらにして平等であり、創造主によって一定の奪いがたい権利を与えられ、そのなかには生命、自由、および幸福の追求が含まれていることを、われわれは自明の真理であると信じる。」と書いてあるが、同時に奴隷貿易を行っていたのである。つまり、黒人は人間ではなかったのである。それが「自明の真理」だったのだ。

そのアメ公がなんだと?日本を「人身売買の監視対象国に指定」だと?どのツラ下げてそんなこと云えるんだよ。大体、何でいつもアメリカがこれほど偉そうに世界を仕切るんだよ。国連決議も何もないのに。しかもですよ。アメリカ自身は、自国を「人身売買の実態の評価」の対象に含めていないのである。こんな「監視」には意義を見出せない。

だから、アメリカを同盟国だから大事にしなければ、なんて言っている人々。アメリカ人は自分の国の過去もろくに顧みようとしないで、こんなおこがましいことを平気で日本に云う奴らなの。日本をその程度にしか見なしていないのです。そのことを良く考えてください。

この人たちに付き合うために、憲法に違反して多国籍軍に参加することなど、もってのほかであると、私は考えます。


2003年06月15日(日) <規制改革>コンビニで大衆薬販売へ 「自己責任」の意識

JIRO |HomePage

My追加