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2012年11月01日(木) |
尼崎事件別人写真掲載に関する各社の「謝罪」がなっていない。 |
◆他人のことは散々大きく記事にするくせに・・・・。
他人のこと、というのは新聞やテレビは、世の中の個人や企業が不祥事を起こしたり、過失で事故が起きて、死傷者が出たり
したときには、記者会見で頭を下げる経営陣の写真をデカデカとのせ、或いはテレビなら繰り返し放送し、
記者が容赦無く、キツイ質問で責めるわけです。
今回、角田美代子被疑者について、関係のない別人の写真を使うという
「絶対にあってはならないミス」を犯した、とかいいながら、謝罪は余程探さないと分からないのです。
◆NHKの場合。
NHKだけではないのですが、これだけの飛んでもない間違いをしでかして、謝る、というなら、
誰が見ても一目瞭然、という場所に謝罪文を掲載するべきだと思います。トップページですね。
これがNHKのトップページですが、お詫びの「お」の字もありません。
別に、「NHKについて」というページがありまして、
その「新着情報」に
【11月1日】会長会見要旨(11月)」を掲載しました。
という小さい文字がありそのリックを開くと、やっと会長の謝罪の言葉が一番下に載っていました。
こんなの、普通はわかりません。
◆毎日新聞の場合。
別人の写真を載せた新聞は、これほどの大失態はないのですから、
当然一面トップかと思ったら、何とか誤魔化そうとしていることが判明しました。
毎日新聞は社会面にます、ひとごとにような記事が載ってます。
◆記事:尼崎連続変死:毎日新聞 顔写真を誤って掲載(毎日新聞 2012年11月01日 03時00分)
兵庫県尼崎市の連続変死事件で、毎日新聞が角田(すみだ)美代子被告(64)として掲載した顔写真は、
事件と関係のない同市の50代の女性だったことが分かった。
毎日新聞は、10月21日、写真が撮影された頃の美代子被告をよく知るという人から、美代子被告が写っているという19年前の写真の提供を受けた。
式典での集合写真だった。写っている人物について具体的な説明があったことなどから間違いないと判断して
22日朝刊(一部地域は23日も)に掲載した。写真は、テレビなどで報道された写真と同一とみられたが、
「別人ではないか」との情報はなかった。
しかし29日になり、事件の関係者から「顔写真は美代子被告ではない」との指摘があり、再確認取材を開始。
30日夜になって「これは自分の写真だ」と弁護士を通じて女性が名乗り出た。
女性は同時期に同じ服装で撮影した自らの写真を持参。「買い物をするにも周りの目が気になり、
普段の生活ができない。憤りを感じている」と話した。
写真については、疑義が生じた29日以降の再確認取材で提供者を含む3人に点検を依頼。
全員から「美代子被告に間違いない」との回答を得たが、その後3人に改めて尋ねたところ、
「似ていないと言われれば違うかな」と話すなど証言は変化した。美代子被告の弁護士が
「(被告が)この写真は私ではないと言っている」と話していることや、名乗り出た女性の証言内容から誤りだったと判断した。
と、散々、「言い訳」をした後に、大阪本社編集局長の謝罪が載っています。
「再発防止に努めます」は常套語句で、どうすれば今回のミスを防げたのか?という「分析」がないので、
簡単に信じられません。
◆読売新聞の場合。
読売はもっとも姑息で、なんとYOMIURI ONLINEからは、既に謝罪文は削除されてます。
仕方がなから、Googleでサイト内検索をしてキャッシュから拾ってきました。
これは一体サイト内の何処に表示されていたのか分かりませんし、
何ですか、この思い切り小さいフォントは?
なるべく早く誤魔化してしまいたい、という魂胆が見えます。
以上見たとおり、マスコミ各社は「絶対にあってはならない」などといいながら、
日本人の何でもすぐに忘れてしまう特性を利用した誤魔化しているように思われます。
各社ともに、誠意のある謝罪、とはとても認められません。
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