JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:バイオリン:成田さんが2位入賞…エリザベートコンクール(毎日新聞 最終更新 05月27日 20時36分) ブリュッセルで開かれていたエリザベート王妃国際音楽コンクールのバイオリン部門で26日、 ◆エリザベート2部門ですね。 約1週間前に、金環日食の原稿を書き上げて、日記とブログを更新しようとしていた矢先、 2012.05.19【速報】エリザベート・コンクール作曲部門、日本人グランプリ。/金環日食。直接太陽の方向を見るのは危険(国立天文台) この時点で、バイオリン部門も始まっていて、今日報道された成田達輝さんが、 ファイナリスト12人に残っていると時事通信が伝えていて、ただしその時点では ヴァイオリン部門の最終結果がいつ出るか書かれていなかったので、 毎日、読み逃さないように、私は気を付けておりました。その甲斐ありました。 エリザベートコンクールの公式サイト、現在、日本時間5月27日23時17分ですが、 ほんの少し前まではアクセス出来たのですが、どうも(多分日本から)アクセスが殺到しサーバーに負荷が かかり過ぎているようで、一時的にアクセス出来ないのですが、 暫く経てばアクセスが可能になるでしょうから、リンクを張っておきます。 Queen Elisabeth International Music Competition このサイトでちょこっと見たところによると今は何しろアクセスできないので記憶が 間違っていたらすみませんが、6月の始め(つまりコンクールの一週間後)に受賞者による ガラ・コンサートがあり、ネットで中継するような話が書いて有りました。 さらに、アクセスが殺到したのは、ファイナリストの映像がこの公式サイトで見られるようになっているのです。 一部じゃないですよ。これはセミ・ファイナルかな。ブラームスのソナタなど80分の映像と音声を試聴できます。 非常に知的なヴァイオリンです。パガニーニまで聴いていたら、間に合わないので、途中で書いています。 成田達輝氏の受賞歴は記事に書いて有るとおり、毎コン2位、2010年のロン・ティボー2位、エリザベート2位ですが、 こうなると1位でも2位でも大変なことです。もんのすごいレベルの高いコンクールですから、ファイナル(本選)に3回とも 残る、というだけで、大変なことです。 この、今年のエリザベート・コンクール、ヴァイオリン部門の審査員の中には、かつて 自分がやはり2位の諏訪内晶子さんが審査員としてよばれてます。諏訪内晶子さんは、最後の1990年、 チャコフスキー・コンクール優勝から、プロフィールに書いてあることが多いですが、エリザベート2位で、 その前もロン・ティボーじゃなかったと思いますが、他のコンクール2位が続いていましたが、 繰り返しますが、このレベルのコンクールは、ファイナルに残った時点で既に十分、才能を証明されています。 コンクールは瞬間最大風速みたいなものですから、本選の日が1日ずれていたら、成田さんが優勝だったかもしれません。 いずれにせよ。ローザンヌの菅井さんといい、エリザベート作曲部門の酒井さん、ヴァイオリン部門の成田さん、といい 世間は、オリンピックばかり騒いでいますが、芸術の分野、これは本来「勝ち負け」を競うものではないけど、 どれもこれも、本当に世界の最も優れた才能が集まってくるわけで、 その中で落ちついた演奏で上位入賞を果たしている、日本の若い人達をもっと大きく取り上げて 讃えて欲しいものです。 「良い事」(スポーツ以外の)を大きく報じないのは、日本のメディアの悪い癖ですし、 日本社会の悪い癖です。無教養です。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年05月27日(金) 【いい話】震災2日後に「ノーギャラでも良いから、被災地で演奏したい」と言ってくれたヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリス氏
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