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2004年05月27日(木) |
「アル・カーイダ テロ支援の組織作りを許すな」(読売社説) そもそも、日本がイスラム・テロ組織の標的になったのは何故? |
◆記事:「アル・カーイダ テロ支援の組織作りを許すな」
国際テロ組織アル・カーイダの拠点づくりが、日本で着々と進んでいたのではないか。
アル・カーイダの関連組織幹部のフランス人容疑者が国内に潜伏していた事件に関連して、警察当局は、バングラデシュ人ら五人を逮捕するとともに、首都圏や新潟県内の関係先十数か所を一斉捜索した。
逮捕、捜索対象となったのは、いずれも、容疑者と電話で連絡を取っていた外国人やその関係先である。
バングラデシュ人は日本で通信関連会社を経営しており、米海軍横須賀基地の正面ゲート前のビルにも事務所を構えていた。本国のイスラム原理主義政党の構成員、との情報もある。
米同時テロのように、数年かけて支援組織をつくり、綿密に役割分担し、完全に準備を整えてテロを実行するのが、アル・カーイダの手法である。
何の意図もなく、わざわざ米軍基地の前に事務所を置くだろうか。米軍の情報収集や、米軍を狙ったテロの準備行動だった疑いもあるのではないか。 (読売新聞社説より抜粋)
◆コメント:アメリカを支持した結果である。
なんだか、読売新聞の社説でのべていることは、当たり前すぎて、中学生の作文のようだ。日本で昨日捕まったバングラデシュ人は、資金調達係だけれども、昨日捕まった5人が全てとはとても思えず、在日米軍施設を狙ったテロリズムの可能性は常に存在しており、その犠牲になって日本人が死ぬ可能性も否定できない。
私は、毎朝、東京の郊外から都心、というか、東京のど真ん中にむかって通勤する。地下鉄を利用する。車内放送が「東京メトロ(営団地下鉄が最近民営化されて、こういう名称になった)は、ただいまテロ警戒のため、駅構内のゴミ箱の撤去などの対策をとっております。少しでも不審な物を見かけたときには、駅員か車掌までご連絡ください」。
まあ、実際に時限爆弾とか自爆テロとかに狙われたら、防ぎようが無いですよ。だから、大袈裟と言われるかもしれないけれども、私は、毎日、死を覚悟して通勤してます。もちろん、遺書もしたためました。自分はイラク戦争に反対し続け、イラク復興支援特別措置法の成立にも反対しつづけ、自衛隊のイラク派遣にも反対し続けているが、運命だと思ってあきらめている。だが、これだけはいいたい。
なぜ、日本は、こんなに情けない国になってしまったのか。東京で「テロを警戒する」なんていう言葉を聴くことは、一生無いだろうとおもっていたのに。
答は一つ。国際法に違反して、侵略戦争を始め、捕まえた戦争捕虜を虐待、拷問、殺害するような国、アメリカ合衆国を、日本が支持すると公に告げて、撤回しないからである。この責任は当然小泉内閣総理大臣に帰する。
それは、即ち、議会制民主主義、議院内閣制を採用しているわが国においては、彼の政策を支持した有権者に究極の責任があることを自覚するべきである。どうして、アメリカのような国の言いなりになる小泉首相の政策が正しいといえるのか、私には理解できない。「考えろ、考えろ、考えるんだ」。
◆コメント2:昨日、予想したとおり・・・
昨日の日記で、アルカイダがアメリカ本土に大規模テロを計画している、との情報があるので、今日(5月27日)あたり、外務省海外安全ホームページに、「十分気をつけてください」というアラートが出るだろう、とかいた。
予想通り、米国:テロ攻撃の脅威という情報が、本日発せられました。これから、あなたがアメリカに出かけて、あるいは、今現在アメリカに住んでいて、帰国せず、本当にアメリカで大規模テロが発生して、それに巻き込まれて死んだとしても、それは、あなたの自己責任であることは、もはや、云うまでもあるまい。
2003年05月27日(火) 「<曽我ひとみさん>朝日新聞がおわびの文書 曽我さんらは不満」当然だ。朝日社長が直接謝れ。