JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆6月24日(金)はピーク時供給力4,790Kwで使用率が91%を超えた、と騒いだのです。 東電と国は、毎日、 電気が足りません、皆さん節電をお願いします。エアコンの設定温度は高めに、 という。最初に、如何にも「準緊急事態」めいた報道は6月24日の電力需給関係に関してであった。 ◆記事:電力需要:東電管内、使用率91.6%に(毎日新聞 2011.06.25 東京朝刊) ところが、この後、東京電力が発表する「ピーク時供給力」はどんどん増える。 翌週は、こうなっている。 ◆記事:東電管内の電力需要が震災後最大値、29日ピーク時は93%超(ロイター 6月29日(水)19時4分配信) このロイターの記事には書いてないが、私が同日付の日記で書き、東電のサイトの表示を 証拠として貼り付けておいたが、29日のピーク時供給力は、4,900万Kwだったのである。 さらに、7月1日(金)における東電のピーク時供給力は、5,100万Kwに増えた。 それについても書いた。 そして、2011年07月04日(月)00時33分現在、東電 TEPCO : でんき予報によれば、 7月4日(月)の予想はこうなっている。 ピーク時供給力は5,170万Kw。金曜日よりも更に増えている。 毎日、節電して下さい、というから、勤め先のエアコン温度設定は日頃よりも設定されている。 いくら、「クールビズは可」といっても、涼しいと感じる為には体表の汗が気化し、 そのときに身体から気化熱を奪うことが必要である。 今の、オフィス・ビルは、私が子供の頃の木造平屋の住宅とはことなり、窓を開けることが出来ない。 風が通り抜ける事が無い。つまり、湿度の高い空気が入れ替わらないのだから、汗が気化して 涼しく感じることは無い。 東電は、「電力使用率93%です。電気が足りません節電して下さい」という。その通りにすると、 翌日「実は、供給能力はもっと多い」ことが分かる。それでも「節電」を呼びかける。 そして、熱中症の患者が増え、ついには死者が出ると、少しずつピーク時供給力を増やす、 という「手法」のようである。 真面目に節電するのがバカバカしい。あまりの暑さに午後2時頃になると頭がボーッとなる。 東京電力は、自社のドジから電力供給力の不足(それも本当かどうか怪しいが)を招き、 電力使用者、即ち「顧客」に「節電」という「不便」を当然の如く要求し、国家もそれを 咎めることがない。 そして、客に「不便」な思いをさせている、つまりサービスが低下しているにもかかわらず これは東電だけでは無いが、電気料金は5ヶ月連続で値上げである。 ◆記事:電気・ガス:8月も全社値上げ 5カ月連続(毎日新聞 2011年6月29日 20時19分) NHKの受信料を払わなくても、今のところテレビは見られるし、見られなくても 健康に害は無いから、平然と払わない人がいるが、電気・水道・ガス料金は未納が続けば 供給を止められてしまう、と思うから皆、払う。それをインフラ関係会社は知っているから、 平気で値上げする。 いつも思うが、官房長官の記者会見や、国会内で政治家同士が話をしている映像、 また、これらのニュースを伝えるテレビ局の人々は、全然汗ばんでいない。ネクタイを締め、 汗をぬぐうこともなく、誠に快適そうに見える。 一般国民だけが暑さに苦しんでいる。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2010年07月03日(土) 「更正の場を…「千房」社長、刑務所に求人 元受刑者2人、晴れの正社員に 大阪」←いい話じゃないですか。
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