JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆<節電>制限初日、東電管内15%減クリア 東北電は21%(毎日新聞 7月1日(金)22時3分配信) 37年ぶりの電力使用制限が始まった東京電力と東北電力管内では1日、 ◆コメント:そもそも節電しなければいけない(のが本当ならば)誰の所為ですか? 何だか節電が当たり前、という風潮になり、電力会社も政府も尊大だが、 「節電」=無駄な電力を使わないこと=いいこと という意識になるのだろうか。誰も怒らないで、政府の推奨通り、 エアコンの替わりに扇風機を買っている。 その前に、東電と国家に対して 節電などしなければならなくなったのはお前らの所為だろう。 と文句を言うべきだと思うが、誰も全くそういう気配がない。 前回の日記で、「東電のピーク時供給力は変動する」とかいた。 一昨日のピーク時供給力は4,500万Kwだった。 それに対して、電力使用率が93%まで上がった。大変だ、とメディアが騒ぎ、 多くの国民はそれをそのまま信じた。 しかし、私は東電は、運転休止中の火力発電所があるのだから実際はまだ余裕があるはずだ、 と書いた。 本日(2011年07月01日(金))から東京電力は「でんき予報」で、 本日のピーク時供給力と、リアルタイムの電力使用率を表示している。 7月1日のピーク時供給力は、5,100万Kwだったそうだ。 僅か二日で5,100万Kw -4,500万Kw=600万Kwも供給力が増えるのだそうだ。 もしも、水曜日のピーク時供給力が5,100万Kwだったとすると、 最大電力需要は4,550Kwだったのだから、電力使用率は、 4,550÷5,100=0.892(89.2%) で、別になにも心配する必要はなかったのである。 こういうのを見て何も疑問に思わずに、国と東電が節電「しましょう」というから、 「はい、節電します」と言ってしまうのが日本人である。 この国民は、70年前、大本営発表をそのまま鵜呑みにし、また、 「大和魂」さえあれば、竹槍でB29を撃墜出来る、と本気で思ってしまったころと あまり変わっていないようだ。あまりの従順さが心配である。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2010年07月01日(木) 【音楽】「ヨー・ヨー・マ プレイズ・ジャズ」←ほぼ「絶対に」楽しいです。
JIRO
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