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re-invention



 怪我の功名

定期テスト2日目。
2時間のテストの後の授業で,
さすがにテスト返却はできないが,何をしようかと考える。
テストの計算問題だけは採点し,15問全問正解者が6人だったので,
計算問題をもう一度やらせてみることにする。
解答を分けず,解説もせず,いつもの4人組で。
これが大ヒット!!そうだったのか!

テスト後の解説はいつも悩むところだ。
というのも,
解説して分かる生徒は,解説なしでも解答を見て理解している。
本当に分かってほしい生徒は,解説を聞いてもわからない。
テスト後の誤答ノートでも同じこと。
誤答ノートで,自分の間違いをきちんと分析できる生徒は,
こんなものを書かなくても大丈夫な生徒。
自分の誤答を分析して,間違いに気が付いてほしい生徒ほど,
誤答分析はできず,誤答ノートの内容は希薄。
かゆい所に手が届かないことをいつも感じていた。

それが,何とこんなことで解決するのか・・・!
どこで間違えているのか,なぜできないのかを,
4人組で見合うことでかなり補足できる。
間違えた理由も突っ込んで聞くことができる。
終わったら,裏面でもう一度自力で解かせるのもいい。
どんなにいい解説をするよりも,こちらの方が意味がある。
主役は生徒なのだ。




2007年05月20日(日) 本気にさせたい
2006年05月20日(土) ちょっとのんびりと
2005年05月20日(金) 嘘はないが悩みは大きい
2004年05月20日(木) 共に学べる幸せ


2010年05月20日(木)



 うまくいかなかった事例の説明を受けて

テスト監督を3時間。
明日はどの程度できるのだろうか。
終了後は,来週の行事に向けて学年便りを書き上げる。
それにしても,どうしたものかと思う。


早退して母の白内障手術のための事前説明を聞く。
手術の手法の説明も素人にもわかるように
大きな目のモデルや,レンズのモデルを使って。
目に入れるレンズの実物を触らせるなど興味深かったが,
一番感心したのは,これまでの手術事例の話。
1600ほど手術をして,うまくいかなかったのは6件。
その理由と,その後の処置についても
きちんと説明を受け,最後は確認書にサイン。

自分もこれまでにいろいろなことがあったのだけれど,
事例を説明しきれるものではないし,
ましてや,その事例を次に生かせるものとは限らない。
(歳とともに変化を感じている部分がある。)
自分に今,何ができるのだろうかと考えてしまう。

2007年05月19日(土) 久しぶりに母校へ
2006年05月19日(金) 昨年の反省を生かして
2005年05月19日(木) 前時の板書を投影して
2004年05月19日(水) 生徒のワークシート点検で


2010年05月19日(水)



 学びこと・教えること

テスト前日の復習の授業。
音声カードを2種類やったあとで,
いつものように4人組での計算練習。
教えることは学ぶこと。

これまでの計算問題で,答えを言ったり黒板に書かずに進んでいる。
黒板に書かせたりもしていない。
そんな4人組での授業について話をすると,
教師の立ち位置について,問われることが多い。
これについても,いちどきちんと自分なりにまとめておきたい。


熟知していると思っていたエクセルについて,知らなかった技を教わる。
セルの中で改行するには,「Alt」+「Enter」ということ。
表計算ソフト本来の使い方ではないけれど,
そうだったのか!・・・今ままでの苦労を思い出す。

2007年05月18日(金) 我慢することから
2006年05月18日(木) 説明する側に
2005年05月18日(水) 深さに感嘆!
2004年05月18日(火) Voyageで法則を発見する授業


2010年05月18日(火)
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