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re-invention



 生徒に委ねられない

授業は,因数分解による二次方程式の解法練習。
その前に,両辺をχで割ってはいけないことを,
復習のつもりで,指名で答えさせて進めようとするが,
思いの外,進まない。
二次方程式の解法の手続きを理解しているだけで,
本当に意味を分っている生徒は少ないことを知り,愕然とする。
そんなものかとはいえ,それではあまりにつまらない。

「0で割ってはいけない」理由を,簡単に解説。
どこを生徒に委ねるべきなのかは悩みどころ。
まだまだ自分は委ねられない授業をしている。



2007年07月21日(土) 市大会前日
2006年07月21日(金) 離れていても
2005年07月21日(木) 車椅子でお買い物ツアー
2004年07月21日(水) 可能性を信じる


2009年07月21日(火)



 自分のやりたいことが

体調が今一つ優れない休日。
〆切が近づいた原稿を何とか形にする。

自分のやりたいことが,
随分はっきりとしてきたつもりだったが,
こうやって新たな条件を突きつけられると,
随分揺らぐ部分があることを知る。
どう生きていくのか,ここからが面白いところか。

2007年07月19日(木) 進歩している世の中で
2006年07月19日(水) 残りわずかの日々
2005年07月19日(火) 3(n−1) と 3+(n−1)
2004年07月19日(月) 中体連市大会個人戦


2009年07月19日(日)



 批判の中を

午前中は部活動。
新チームになって初めてゆっくり練習を見る。
気になることはあものの,モチベーションは上がっている。
これを続けられれば,力になる。
当たり前のようでいて難しい話。
そのことの意味を,どう伝えられるのか。
生徒と共に300本ほど素振り。
残念ながら体が動かなくなっているのを実感。

とあるサイトから,
昨年度,県4連覇を果たしたT中生徒の作文を見つけ読む。
いつも遥か後方から見ていた
県内無敵の常勝チームが闘っていた本当の姿を見て,
昨年度あったの色々なことを思い出した。
県で優勝しても,東海で優勝しても,
正直うれしくありませんでした。
部員で笑っているものもいませんでした。
全国でどこまで上に行けるかだけを,
誰もが考えていました。

どこの学校より汗を流し,
どこの学校よりも試合数をこなし,
どこの学校よりも厳しい稽古に耐え,
どこの学校よりも我慢してきました。

とはいえ,彼らは予選リーグを突破するも,
決勝トーナメント初戦で,不本意な負け方をする。
結果的には接戦だったものの,
何とも悔しい思いだったことだろう。
実際にその場に居合わせた者としてそれはわかる。
しかし,彼らはこう続けている。
今こうして振り返ってみると,
思いつく言葉は「感謝」の二文字です。


不敵なまでに,洗練された技の数々。
素振り一つをとっても,
基本技の練習一つをとっても,
移動,身の回りの整頓一つをとっても,
世界が違った彼ら。
それでも,その勝ち方には様々な批判もあった。
批判するのは簡単だ。
彼らの本当の思いを知らないから批判もできる。
その思いを,伝えるすべは残念ながらない。

批判されないだけのことをすればいいと,
安易に考えていた自分が何とも恥ずかしい。
諦めてはいけないし,理解してもらう努力はすべきだが,
全てを理解してもらうのは,本当に難しいことなのだ。
あえて批判の中を,貫くだけのものを持たなくては,
物事は成し遂げられないのかもしれない。


2007年07月18日(水) 伝えきれないもの
2006年07月18日(火) ほとんど消えても消えない問題
2005年07月18日(月) 割り切れない思い
2004年07月18日(日) 中体連市大会団体戦


2009年07月18日(土)
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