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re-invention



 創造的な発信を

京都から近鉄で奈良へ。
やっぱり奈良に泊まるべきだった。

何度行ってもいい,奈良女子大附属中等教育学校の
研究発表会へ。

見せていただいたのは,塩を使った三角形の5心の授業。
なるほど,なるほど,
こんなところに外心が見えてくるとは面白い。
オープンスクール的なところでも実践できそうな内容。
穴のサイズが,難しいのかもしれない。

生徒が考察し追求できるのがいい。


こんなワークシートを見れば,嬉しいだろうな。
4人組でいろいろと話し合うのを聞くのも楽しい時間。
とはいえ授業をコントロールしなければと考えている授業者にとっては,その余裕はない。
一クラス40人もいて,10グループが活動していたら,
自分でも訳がわからなくなってしまうだろう。
附属のような学校では逆に定員が決まっていて,
35人学級にもできないから,難しいことだろうと思う。
生徒の問いを前面に出して,
こんなことを試してみたいとか,
どうしたらそれが解決できるのかを考えさせたら,
もっと面白かったことだろう。
作図ツールを使っているのなら,


こんな図を描いてみたりとか,
3Dまでできるなら,円錐を3つ横に並べて
不等式の領域的に表示できたら良いなあと思ったり
する生徒になってほしいもの。
後出しだから,言えることかもしれない。
精度を上げるのは難しいけれど,求められていること。


数学に週4時間+探求1時間というのは何とも贅沢。
5心をきちんと取り扱っているのだから。
4月からの週4時間が今から楽しみ。







再び京都へ戻り,修学旅行のホテルを下見。
気がつくと16時を過ぎていて,見たかった建仁寺には行けず残念。

ガイドブックに載っていた京都らしいお店を尋ねてみる。
伝統を残しつつも,常に創造的な発信をしている街であることを,生徒達にも感じてほしいもの。






2008年02月21日(木) たとえ大海の中の一粒の塩であっても
2007年02月21日(水) 幸せな時間
2006年02月21日(火) 心の揺れを
2005年02月21日(月) 忙しさの中で
2004年02月21日(土) 教え子を招いて


2009年02月21日(土)



 知識を理解へ

朝からいろいろあって,部活を見られない。
仕方がないこととはいえ,
これが続いては部も部として機能しなくなるだろう。
なんとかしなくては。

授業は変則日課。

ワークの問題が面白いけど難しい。
かなり優秀な生徒でも,
グラフから,2人の距離の差を求めることができない。
裏替えせば,交点が出会うところという意味も,
単なる暗記に過ぎないと言うこと。
知識だけでなく,理解力をつけるには,じっくり時間を掛ける必要がある。
わかっているけど現実は厳しい。

小学生の中学校説明会の日。

考えた末,距離センサーの授業を,
再び行い,6年生を巻き込んで楽しむ。
どんな風に映ったのかな。

放課後も幾つかの処理。
そのまま京都へ。
学年部の若手2人と,色々な話をする。

2008年02月20日(水) さすがと思わせるのは
2007年02月20日(火) ドキドキ感が人を伸ばす
2006年02月20日(月) 焦り
2005年02月20日(日) ジオシェイプスで多面体
2004年02月20日(金) テンションを下げる


2009年02月20日(金)



 どんな場面で活用できるのか

2クラスはテストの返却。
いつものようにd-bookを使って解説。
採点から結果入力,解答プリント作成,
誤答に対しての宿題など,
この一連の流れを,どこかで発表しておきたい。
とても大事なことなのに,陽が当たっていないこと。

残りのクラスは,長方形の動点の問題。
この手の問題は,日本人が好きなパターン。
確かに数学的には完結していて隙はないのだけれど,
実際にどんな場面でこれが活用できるというのか。
間違っているとしか言いようがない。
とはいえ,入試にでるのだからやっておかなければ。
文章を一文ずつ読んで,グラフを確認していく。
4人組でこれをサポート。
わかってくると,面白いと思ってもらえる内容。

学年委員会の持ち方は,とても難しい。
自分ならこうするということはあるけれど,
それだけでは人は育たない。
どうサポートすべきなのか,自分も学ぶべき場。

3日掛けたアクセスのファイルが壊れ,開かなくなる。
なんとも辛い。

2008年02月19日(火) おそらくは
2007年02月19日(月) 欲を言えばきりがないが
2006年02月19日(日) 資源回収のお手伝い
2005年02月19日(土) 雨の休日に
2004年02月19日(木) 残りわずかの授業で


2009年02月19日(木)
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