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re-invention



 雄大な富士のふもとで 2日目

早朝に起床。
今年は雨でなくありがたい。
館内清掃を。1年生がよく働く。
こんな姿が育ってくれば,いくらでも強くなれる。
連絡が入り,心配していた1人が合流できるとのこと。
これが良い方向に展開する契機になることを祈る。

朝食後,朝の練習は別館で。
T中の練習に暫し見入る。
目標となるであろうK中も力強い稽古。
アップのメニューを,再度確認したい。
一気に体を動かすメニューと,
攻めから機会をとらえるメニューの2種類を入れたい。

模範稽古の後,予選リーグ。
初戦の勝ち方が大事。
思わぬところで,T中が足元をすくわれる。
何が起きるかわからないもの。
緊張感の中,二戦目も無事突破。

気合いの入った昼食後は,さらにいい稽古。
引き出したのは周りの力でもある。

決勝トーナメントは,さすがに難しい。
2回戦目からは,
大差で押し切れると思った相手にも,ギリギリで。
勝負所で何ができるのか。
きれいに決めようとするだけでは,機会ができない。
相懸かり・連続打ち込みで磨いてきたものが,幾つか出る。
もっと激しく攻めたい。

決勝はK中。
相手チームリーダーの先鋒は力強い攻め・打突。
負けこそするが,2本目の合い面は文句なくいい。
勢いを忘れなければ,次に繋がる。
次鋒は一瞬弱気になったところを決められる。
それ以外は文句なく良いところで出ているだけに,
もう一工夫が欲しいところ。
土俵際で中堅が踏ん張る。
ここ一番での強さが際だつのは,自分を信じる気持ちの強さ。
でもあと一本が取れず。
副将は見事な抜き胴で局面を打開。
勝負どころで切り替えができるのは立派。
一本差で迎えた大将戦。
11月の県大会準決勝と同じ形。
互いの攻める気持ちが伝わってくる好試合。
押し気味で,いつも以上に面で攻めるのはいい。
我慢してもう数センチの攻めができればといったところか。
そのままタイムアップで準優勝。
タイトルは取れなかったものの,
今日は良くやったと言える一日。
この状態で,これだけできたのはたいしたもの。
互いに大きく変わる瞬間であって欲しいもの。
応援態勢も,本物の強さを感じさせるようになってきた。

見事な富士を再度仰ぎ見て帰路へ。
帰りの車では,生徒も求めている,
真っ直ぐな面を磨く指導を、コーチへ依頼。
2年前の夏,全中を賭けた勝負で魅せられた
相手チームのあの面技を,
今度は自分たちが出せるようにしたいもの。
「富士の高さは,裾野の広がりがあってのもの。
 高さだけを求めてはいけない。」
生徒への言葉は,何より自分への戒め。


帰宅後,家のデスクトップで深夜まで仕事を。
キーボードもノートに慣れていて時間がかかる。
何よりここから。
何より,これから。





2007年03月09日(金) 訓練ではない
2006年03月09日(木) 「お願いします」では伝わらない
2005年03月09日(水) 揺れる心の数々を
2004年03月09日(火) 数学する楽しさ


2008年03月09日(日)



 雄大な富士のふもとで 1日目

いつもよりゆっくりめの起床。
今日から御殿場へ。

行きの車の中では,コーチと色々話をする。
雄大な富士山が,とても美しく見える御殿場青少年の家。
ここに来た1年前のことが,ついこの前のように感じる。
昼食後,さっそく講習会。
何と,全中ベスト8のT中3年生が参加!
筑波大香田先生の指導を,今年も受けられる生徒は幸せ。
とはいえ,意図をきちんとつかんでいるかどうかは怪しい。
「基礎の前の基本」と,言葉では言うのだが,
その中に本質に繋がる世界が見え隠れする。
昨年はパソコンでメモできたのだが,今年はノートへ。
素振りや攻めからの打突に関しては,
自分の指導してきたスタイルの正しさを
裏付けていただいたようで思わずガッツポーズ。
前進しながらの素振りの美しさは,他校を大きく上回る。
・相手のどこを打つのか,どうやって打とうかではない。
・機会がなければ,攻めて機会を作る。
・機が熟したところ,相手の出頭を打つ。

この当たりが,本当にわかる剣道をさせたいもの。
・左のかかとを下げる力で前に出る。
・自然に振りかぶる力を利用して前へ出る。
・吐く息を利用して打つ。
・攻めが効くと打ちも速くなる。

この当たりは,昨年も指導していただいた内容。
感覚的にはわかるが,実際できるかどうかは難しい。
小手-面-胴-面の連続打ちは,頭が動かない打突のため。
出頭の面,摺り上げ面,左手を使っての面,
中心を押し返してくるところを小手,
来なければ下から小手
すり足での跳躍面などの練習方法も,
是非取り入れたい内容。
後半の稽古で,T中3年生に一緒に稽古をしてもらうよう依頼。
チャンスを自分でつかめるようになるといい。
ここ一番を切り開くのはいつも自分からになれば,
できることの幅が一気に広がる。
相面勝負を何度もさせてもらって,自信を深めるおまけ付き。


夕食から,夜の練習スタートに掛けて,
気になることがいくつか。
この当たりに問題の根があることに
心から納得できれば,いいのだが・・・。

明日は大会。いつも以上に本気の度合いが増す。
それぞれが考えての練習も,
いつもと違うためか,息意図が伝わらない面も。
ケガや故障も気になるところ。

香田先生を迎えての指導者稽古を拝見。
立つ姿の美しさ。
バタバタしないのは,すぐに構えが落ち着くから。
気になる打突には徹底した指導。
真っ直ぐに剣道を極めようとする姿がそこにはある。

さらに4人でのミーティング。
話を聞く場が少ないことを痛感。
自分の思い以上に,ずれが生じていることがわかる。
風通しをどう保つのか。
ノートだけでは足りない。




2007年03月08日(木) 目的を明確に
2006年03月08日(水) 難しいのは
2005年03月08日(火) 公立後期選抜
2004年03月08日(月) 漢方的な支援


2008年03月08日(土)



 どうしたものか

昨夜遅くから,ノートパソコンが起動せず。
早朝から,原因究明作業に。
デスクトップにつなげたところHDDは大丈夫の模様。
別のHDDでもパスワード入力まではOKだが,
最後にXPが立ち上がる瞬間にダウン。
ACコード接続だと,そこまでも行かない。
レスキューも同様。
さあ,どうしたものか。

朝の練習は,今日も男子の力を借りて。
それぞれが精一杯戦っているのだが,
全員揃わない状態は何とも痛い。
覚悟を決めよう。

授業は「残り物には福があるか!?」
何番がいい?と聞いて予想させた上で,
順番にクジを引かせる実験。



予想では2番目ぐらいが一番多い。
一番目に引くのは,はずれそう。
最後に引いたのでは,当たりがないかもしれない。
まあ,そんなところだろうと思う。
実験結果はもう一息。

今日は編成会議。悩みは多い。
部活は明日から大会なのに,終了時に間に合う程度。
結果を求めるためだけではないはず。
そのことの意味を,互いにどこまで理解できるのか。
気持ちが繋がることの大切さを改めて感じる。
目指すものに縛られて,義務感でやっているとしたら,
これほどつまらないことはない。

明日以降のことを考えて,
やらなければいけないことは山積みの中,
久しぶりに1人学校へ残り,深夜まで作業。

帰宅後も,ノートパソコンが起動しないか,
メモリーを差し替えたり,接点を磨いたりと
思いつくことを幾つか悪あがき。

2007年03月07日(水) 最後の道徳も
2006年03月07日(火) 一度使い始めると
2005年03月07日(月) 互いの生み出す空気を
2004年03月07日(日) 資源回収で生徒の笑顔を見る


2008年03月07日(金)
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