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re-invention



 一年を振り返って

妻の母が他界して一年。
教会での礼拝に参加。
義母の純粋さを,子供たちにも受け継いでもらいたいもの。
思いがけないところで同じ学校の先生に出会う。
オルガンの演奏などで積極的に関わっているとのこと。
昔教えた生徒の保護者とも。

昼は3家族で会食。
義母ともよく行ったガーデンズ。
義妹の子供たちの可愛さ。
赤ちゃんのいる空間は,みんなの心も表情も和らぐ。

HDDを換装したノートパソコンの設定がまだ上手くいかない。
Fn+F4でサスペンドに移行しないのは授業で使うのに辛い。
いくつかの設定をいじるが結局わからず終い。
今日はあきらめて一太郎を導入。

科研費の書類を書き始める。
夢を目標に換えるために。


今年一年を振り返る。
昨年末は,今年へのビジョンが描けなかった。
4月からどんなポジションに着くのかによって,
大きく変わるからだ。
結局何もビジョンを持てないまま一年をスタートした。

堀田先生の「メディつき」のチームにも加えていただいた。
スピード感があり,きちんと結論を導き出す話し合い。
会の運営自体が,伏線や戦略の連続である凄さ。
裏側を見せていただき,多くを学ばせていただいたが,
自分の至らなさばかりが目立った。
転勤し,部活動との兼ね合いもあって,ほとんど参加できず。
パワフルなMLにもきちんとついて行けない状態だが,
今の自分には仕方がないことと諦める。

思いがけず転勤。1年ぶりの担任。
学級通信を初めて書かないことを決意。
その分生徒に日記に思いっきり書いて,
一人一人とのつながりを今まで以上に強く意識する。

部活も剣道部に復帰。
本気で全中を目指す生徒たち・コーチとの出会い。
20年ぶりに本気で部活に取り組む。
夢を掴みかけたが,最後の最後で失敗。
新チームも着実な取り組みには,頭が下がる。
どこまでどう関わるべきなのか,来年も苦慮することだろう。

特別支援をテーマに研修をすすめ,
コーディネーターとしての研修も受けるが,
こちらはまだまだ理解不十分。
全体への浸透度もかなり低い。
それでも小林SCに導かれVLFの授業を行う。
自分なりには究めていたつもりの道徳授業を
一気に揺るがす内容。
ソーシャルスキル教育を含めて,
これから学びつつ実践したい内容。

授業はスタンドアップ+志水式音声計算が威力を発揮。
デジMATH+mimio+プロジェクターで,
平時の授業効率は格段にアップ。
でも,すべてが上手くいっているわけではない。
年末に参観してくださった大西さんから
いくつかのヒントをいただく。

本当にやりたい作図ツール+生徒の問いを基軸にした授業を,
同僚の先生にやっていただく。
2時間あれば,作図ツールを生徒自身に操作させたい。
第一次で導入しVoyageを操作させて生徒の思いをつかみ,
それを生かして第二次という流れは,
初めての生徒・教師であっても,十分授業として面白い。
次々に問いを生み出したり,多様な見方を導いてくれる。
一時間に納められれば,どこでも使える授業になる。
結局は,生徒の思いをどう集約しどう生かすのか。
来年度に向けての課題がいくつか見えてきた。


2005年12月31日(土) 一年を振り返って
2004年12月31日(金) 追われる中でも展望を
2003年12月31日(水) 一隅を照らす光に


2006年12月31日(日)



 年賀状作成 2

恒例の餅つき。
今年はアメリカや台湾に転勤している友達がいて,
いつもの半分程度の賑やかさ。
それでも,薪を割り,火を囲み,旧友と現状を語り,
あとはせっせと餅をつく。
毎年のことながら貴重な時間。
三臼を自分がつくが,息が上がるのが早い。
日頃の運動不足を改めて感じる。
健康であること,魅力的な存在であること,
磨かなければいけないのは中身だけではないようだ。

夜は家族で外食。
妻にも母にも子供たちにも感謝。

年賀状を一気に仕上げる。

教員向けはちょっと堅過ぎ。
意味が解る方はそういないだろうが,気持ちが伝わればいいか。
短いコメントを書いて,本局へ投函。

2005年12月30日(金) 思うように話ができない
2004年12月30日(木) 年末恒例の餅つき
2003年12月30日(火) 餅つき


2006年12月30日(土)



 年賀状作成 1

今日は年賀状を作成し始める。
途中、リビングのワックス掛けを手伝う。
子どもたちがずいぶん働けるようになってきた。

今年の生徒向けはこんな感じ。


教員向けの年賀状を作成。
宛名書きソフトをいくつか検索する。





2005年12月29日(木) 同じことを教えるのにも
2004年12月29日(水) 年賀状作成
2003年12月29日(月) 日本製なのに日本で発売されない!


2006年12月29日(金)



 Grapes3Dに感激

今日も朝からパソコンにつきっきり。
家族には悪かったが、宿泊しなくて良かったと感じる。
メールをいくつか。
「数学教育」を来年もいくつか執筆させてもらえそう。
発表できる実践をさらに増やしていきたい。

10時過ぎに登校して、片付けと印刷。
さらに電話がけも。
心配なことがいくつか出る。
できる限りの対応を心掛けるがどこまで伝わったか。

帰宅後、念願のScanSnapでたまった書類を処理。
HDDの容量があるというのはうれしいもの。
本棚周りがずいぶんすっきりする。
自分の頭の中もこうありたい。
途中MLで流れてきたGrapes3Dを試してみる。
気になっていたZ=XYの曲面を描かせると、
予想していたのとは、ちょっと違うがそれもまた面白い。
こんなソフトがフリーだなんて。感激!

母と妻の年賀状を印刷。
自分のものもつくらなければと思うがそこまで手がつかず。

2005年12月28日(水) 部分にこだわると
2004年12月28日(火) 作図ツール検定!?
2003年12月28日(日) 卵を10個割ったら次は・・・


2006年12月28日(木)



 家族で日帰り旅行

早朝に起きてネットに接続。
宿の予約ができたかどうかの連絡は9:30以降とのこと。
天気は回復するが、異常に暖かい。
わずかな望みを抱いて、板を積んで家族でいつもの八ヶ岳へ出発。
道中の近隣の山々はまったく雪がなく、
南アルプスも山頂付近のみ雪が残る程度。
増穂ICができて
八ヶ岳がまたちょっとだけ近くなったのはうれしい。
スキー場に行くことも諦めて、図書館へ。
娘は勉強、息子たちは読書、妻は雑誌を読む。
穏やかな天気のいい日。
ネットを借りて接続すると、今日の宿は予約不可とのこと。
日帰り旅行に変更。
2時間ほどのんびりとした時間を過ごす。

小淵沢のホテルの中華レストランで昼食。
アウトレットで買い物。
いつものくのぱんも、
平日なので予想以上にパンが残っていて満足。
帰りの温泉をどこにしようか迷うが、
今回もちょっと冒険して市川大門近くの温泉へ。
車で10分という看板に偽りはないが、
なかなかたどり着かない。
思いがけず山の中腹。
眼下には甲府盆地の夜景が広がる。
温泉を堪能して帰宅。

パソコンのドライバーをいくつかインストール。
まだまだ、元通りにするには時間が掛かりそう。





2005年12月27日(火) やんちゃ和尚
2004年12月27日(月) 職員室で仕事納め
2003年12月27日(土) 今日も,悪戦苦闘


2006年12月27日(水)



 雨の一日

昨日に引き続きHDD換装にアクセク。
楽な方法はないかといろいろ探すがうまくいかず、
観念して、最初からインストールすることに。
午前中はOSを入れてネット接続をして、ほぼ終了。
アップデートするものが多い。
午後から12月とは思えないような雨。
気温も高く、近隣のスキー場の雪は
ほとんどダメになるだろうと思うとガッカリだが仕方がない。
OFFICEやAcrobatを入れ、これもアップデートがたくさん。
夕方登校し、必要な書類やScanSnapを持ち帰る。
これを接続するためにも、まだまだ時間が必要。

明日からの旅行のための支度も、雨のため気合が入らず。
それでも子どもたちの靴を確認し、キャリアを装着。
宿の予約を深夜に。





2005年12月26日(月) 義母の葬儀式で
2004年12月26日(日) 富士山を見に
2003年12月26日(金) 出来るようになりたいと強く思う事


2006年12月26日(火)



 統合的な理解を目指そう

朝から学校へ。
いつもより少し時間が遅いだけで、車の込み具合が違うもの。
休みでも、たくさんの生徒・先生が登校している。

授業最終日の振り返りカードを点検すると、
面白い記述を見つける。
一つは、
反比例のy=a/x のa=0のときのグラフは、
真っすぐ(X軸やY軸)になるのか?
という問い。
もう一つはさらに突っ込んで、
このとき、比例?反比例?というもの。
GRAPESで、比例定数の変化をさっと見せたことが
きっかけになっているとはいえ、
S附属中で繰り広げられた問いが生まれていたことに感動。
これまで振り返りカードには、
わかったことや疑問を書かせてきたが、
その時間限りの単発な視点からのものが多かった。
一昨日の愛教大附属名古屋中がこだわっていたような、
「そこから何が言えるか」といった統合的な発想・理解を、
日常の授業の中でも生徒に求めてみようと思う。
書かせるだけでなく、授業の中で発表させ
共有化できたら、さぞや楽しいことだろう。

何人かの生徒に連絡し登校させる。
心配な生徒には連絡がつきにくいもの。
机周りの片付けも少しだけ進む。
先を見通しての仕事が求められているのに、
その日その場の対応が多すぎる自分をなんとかしたい。

書類を提出して昼過ぎに一度帰宅。
気になっていたHDDの換装に取り組むことに。
店員に「ノートによっては60GBの壁がありますよ」と忠告され、
あれやこれやとショップでネットを検索し、
HITACHの80G、5400回転のものを購入。
USBのケースなども併せて購入。
帰宅して、X31はDtoDが売りなのだが、
自分のような半端な知識ではこれがなかなかのハードル。
BIOSをUPしたり、ネット上を行ったり来たり。
何度もチャレンジするが、USB−HDDからはブートせず、
R&Rも以前のバージョンが削除できなく作動せずで深夜に。
結局諦めて、明日OSから入れ直すことに。
時間がいくらあっても足りない作業。

2005年12月25日(日) 恵みの中で
2004年12月25日(土) GC活用研究会in小牧
2003年12月25日(木) 思いを形にする難しさ


2006年12月25日(月)



 本気で生徒を育てる姿勢

早朝,目が覚める。
メールをチェックすると中澤さんから面白い企画。
早速応募(?)。
昨夜の勢いが,何でもできる気にさせている。
ホテルのモスバーガーで朝食を済ませ,
車を東へ走らせる。
連続性という言葉から,XY=Zの立体模型を作りたくなる。
比例と反比例が両立する曲面になるはず。
切断面を見られるようにできたら,さらに面白いことだろう。

今日は,I市S中で剣道の錬成会。
「剣道で学ぶ会」というネーミングに,企画者の思いを感じる。
県外の16チーム+県内の7チームを集めての会。
所々で出される指示も,それに応える声も
本物を志す者ならでは。

久しぶりに見る生徒達。
女子は昨日から好調とのこと。
特に大将は絶好調。
思い切りのいい面で圧倒する姿は気持ちがいい。
一方男子はさっぱりとのこと。
試合を見ると,剣先が生きていない。
構えで相手を制していないので,先に入り込まれている。
アドバイスで見違えるように面を打ち出す生徒もいる。

3回のリーグ戦の後の,ポジション別個人戦は面白い企画。
「生徒の手で先を見て運営する力を養いたい。」との説明。
自校の生徒達をしっかり鍛え育てているからできること。
我が校の生徒は,ベスト8が2人止まり。
調子がよく,期待していた生徒達は案外あっさり敗退。
練習会の最後に,勝者ではなく,
審判をやった者を褒める指導者には脱帽。
生徒を本気で育てる姿が,そこにはある。
終了後も,申し合い稽古を2つ。
生徒に恵まれていることを感謝。

帰校し,今日の感想を伝える。
「真剣に正しく稽古していれば,
 ある日突然できるようになる。段々ではない。」
これからまだ3日間もコーチが鍛えてくださるとのこと。

帰宅し,久しぶりに日記を書く。
「日々を振り返ることは,自分の今と未来を見ること。
 それが自分を動かす力になる。」
生徒に伝えた言葉は,実は自分への言葉。
どこまで遡れるのかは分からないが,明日も頑張ろう。

VoyageでXY=Zのグラフを描いて鑑賞。
面白い!


2005年12月24日(土) 区別できないものか
2004年12月24日(金) 失敗の発想の幅
2003年12月24日(水) リフレッシュ


2006年12月24日(日)



 第4回GC活用研究会

早朝起きて,昨日の研究授業を振り返る。
授業案に,その後の流れと,
自分なりのコメントを記入しプリントアウト。
授業終了時に生徒の書いたものにも再度目を通す。
個々の学びに,さらなる広がりや問いを見つけ感激も新たに。
人に授業やっていただくのは難しいが,
それでも,それだから見えてくることもある。
思いを文章にまとめる時間がないまま,
息子をサッカーの会場に送り,
そのまま名古屋へ向けて,車を走らせる。

今年で第4回と,回を重ねたGC活用研究会
会場の愛教大附属では,すでに模擬授業のリハーサル中。
大学生を相手に模擬授業をして授業を再現。
リアルタイムに進行することだから,
参観者もその空気を共有できる。
ビデオを見るよりはるかに面白い。
こんな企画を考えてしまう玉置・大西コンビの凄さ。
とはいえ,リハーサル時には何をどうすればいいのか,
考えが全くまとまっていなかった。
とりあえず,Voyageにデータファイルを転送。

2時間の授業を15分でどう再現すればいいのか。
自分が基本ベースは描いたものの,
自分の授業とは違う展開。
「理想とする授業をやってくれればいい」という
玉置先生の言葉に,
「理想は,生徒が数学する授業なんだから,
 シナリオは作れないんだよな・・」とも言えず,立ち往生。
約1時間もジタバタし川崎チームの時間まで浪費。
(申し訳ない。)
席に戻って,何を主張すべきかを再検討。
主張が決まれば,限られた時間をどう使うかは自明。
自分の企画した授業で,GCを活用する意図は2つ。
・生徒が図を動かすことで,
 生徒の新たな気づきや予想,問いを引き出す。
・図形の連続的・統合的な性質を体感する。
  (2辺の垂直二等分線と交点
   2点を通る円の中心と半径と円周角)
前半の授業をほぼ省略。リハーサルした大学生の顔が焦る。
気にせずGCの活用場面からスタート。
Voyageを大学生だけでなく,先生方に操作していただく。
生徒の気づきや問いを紹介し,GCLで確認する。
やはりmimioで黒板上で図形を操作するのはいい。
生徒にも操作させることができるのは面白い。
生徒役の大学生も,ドキドキしながら操作する。
スタンドアップもちょっとだけ示す。
語りたいことはまだまだあったが,時間を見て終了。
なんとか役目を果たせたかな?

模擬授業の後は,パネルディスカション。
他の授業との比較・分析が実はできていないまま,
司会の大西さんに指名され,思いつくまま語る。
「川崎案は,そもそもおかしい」という
玉置先生の発言から一気に盛り上がり,
「小牧をギャフンと言わせたい」と受けて立つ地曳先生。
それぞれの主張の中に,授業への思いが見えてくる。
大西さんの,切れ味鋭い論点に何度もうなずき,メモ。
・GCはインパクトだけなのか,
 理解したり本質に迫る道具ではないのか?
・理論と視覚の差,根拠と感覚の差?
・GCの性(さが),静的なユークリッド幾何を超えるもの。
・今の枠を超える破壊力を楽しむのか押さえるのか。
このあたりは2004年の有田中
「作図ツールは暴れ馬」と感じたことを思い出す。
想定外の光ヶ丘案登場で,会場の意見も大きく変わり,
パネラーとしてよりも,その場を楽しむ一人に。
自分の主張を何度かする中で,改めて授業観を語るが,
それが普及しない理由でもあるのだと感じ始める。
生徒役の大学生の
「今回の間違えは,傷つかないけれど,印象に残る間違い」
という発言に,一同ホッとし,
最後はご隠居馬場先生の
「GCは,くさや」という,これまた凄い一言で締め。

飯島先生のGC活用研究会の歩みを振り返っての講演で,
改めて,静岡チームとしてではなく,
自分のプランであった(できしかなかった)ことを深く反省。
本当は,各地で盛り上げる渦を作って,
この場に参加することを期待されての企画。
玉置先生の「学校ぐるみで・・」という言葉が痛い。
企画者の思いに答えられなかったのは,
自身の,時間的な問題や,
サポートする機器(プロジェクター)が
静岡にはほとんど無いこともあるが,
一番の原因は,
自分の理想とする授業は,誰でもできるわけでないことか。
流れを一度に変えることは難しい。
でも,まずは校内から動かしていこう。
物理的な問題の解消を図ろう。
どんな簡単な利用でも,
プロジェクター+mimioがあって,初めてできること。
だったら用意するしかない。
松下の研究助成に応募しようと堅く決意。

大西さんから,スタンドアップのこと,
授業観・数学間について改めてコメントしてもらう。
勇気づけられる言葉に添えて,具体的な示唆もいただく。

その後の懇親会は,大学生を交えて。
いつの間にやら,
自分がGCを本気で使うことの凄さや,
数学的に探求するおもしろさ,
生徒の発想の素晴らしさを知った,円の授業を語る。
三角関数の問題を必死にコースターにメモして挑戦し,
素直に聞いてくれる大学生達に感謝。
伝えたいものが,いくつもある。

上原さんのナビで同じ宿へ。









2005年12月23日(金) 表情から
2004年12月23日(木) 親の思うようには
2003年12月23日(火) 無限のバリエーション


2006年12月23日(土)
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