ここ数日、寒中見舞いがポツポツと届いている。
もはや年賀状だけの付き合いになってしまった古い友人から今年は年賀状が届かなかったので「もしかしたらご不幸事でもあったかな」と思っていたら案の定だった。急なことで喪中欠礼はがきを出せなかったとのこと。お父様が亡くなられたとのこと。
私の父も夫の父も結婚前するときには故人だった。自分の年を考えると、親世代がそろそろ亡くなっていくのは当然の事なのだけど、それでもちょっとショックだ。御供を送るほどお付き合いではないので、今回はお悔やみの手紙だけ書いて投函した。
話を変えるけれど、年上の友人からメールがあった。
2人も仕事上の先輩で私よりも少しばかり年上の人。1人は入院中で「実は明日手術します」との内容。もう1人はお誕生日のお祝いメールを送った返信。「加齢、更年期しんどい」との内容。2人とも私にとっては「図面の師匠」のような存在で、実にお世話になった。それぞれ別の職場で知り合ったのだけど、2人とも「仕事の出来る女」で、いつも元気で颯爽としていたので、これもまたちょっとショックだ。
私はずっと彼女達の数年後を追いかけている。いつも数年後に「あの時、あの人が言ってた事、今なら分かるわ」と思うのだ。きっと私も追々と身体の不調に悩むことになるのだろう。(すでにボチボチ出ているけれど)
嬉しいことではないけれけど、死も病気もいつか必ず向き合わなければならない事だ。「そういう年になってきた」と思うものの、やっぱり少し怖いと思う。そんなの無理だと分かっているけど、自分の周囲の人達がいつまでも元気でいて欲しい。大切な人には好きだと言って、気になる人には連絡をして、いつ何があっても後悔しないようにしておかなくては。
重苦しい話になってしまったけれど、今週も無事に1週間終了。今夜、夫は飲み会なのでこれを書いたらビールを飲みながらコタツで本を読もうかな……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。