最近、午前中に近くの児童公園へ行くと砂場にたくさん鳥の足跡がついている。
足跡と言っても、スズメやハトのような小さなものではなくて、かなり大きい。足跡から連想するとサギよりも少し小さいくらいの大きさの鳥じゃないかと思う。今までそんな足跡は無かったのに、突然見かけるようになったので、もしかしたら渡り鳥じゃないかなぁ……と1人勝手に想像している。
しかし、公園でそんな鳥を見かけたことは1度も無い。だいたいからして、ハトやスズメなどの鳥だって遊具の周囲を囲む木々の多いゾーンにはいるけれど、砂場に入ってくることは滅多に無い。人間の気配が嫌なのか、それとも単純に砂が嫌いなのかは分からないけれど。足跡のぬしはたぶん早朝にやって来るのではないかと思う。
まだ誰もいない早朝。公園の砂場で渡り鳥が集会を開いている。
……そんな光景を想像して少し楽しくなってしまった。恐らく私がその光景を見ることは無いだろうけれど、どんな鳥なのか知りたくて仕方がない。足跡しか見せてくれない渡り鳥はどんな姿をしているのだろう。
よく知っているつもりの公園にも私の知らない一面があるのだ。表立って目につくことだけで全てじゃないってことだ。目につかない部分を想像する心を常に持っていたいものだなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。