年下の友人から自家製の苺ジャムが届いた。
一足早い苺ジャムは包装紙を破っただけで甘い香りが漂ってきて、ひと舐めしたが、甘くて少し酸っぱくて美味だった。わざわざクール宅急便で送ってくれるだなんて本当にありがたい。
私もジャムを作るのは好きなのだけど、思えば昨年から全く作っていない。秋の花梨、冬の林檎、そして春の苺。年に何回かはジャムを煮るのだけど、日々の生活にかまけて、すっかりご無沙汰してしまっている。
苺の季節には早いけれど「一足早く」ってのも、いいものだなぁ。寒い今だからこそ春が待ち遠しく思えると言うか。寒い日に春を待ちきれずに苺を買って、ジャムを作った友人の姿を想像してニンマリしてしまった。
冬の寒さは苦手だけれど「春を待つ楽しみ」は悪くない。
春の味覚が届いた今日、我が家の夕食は「おでん」だったりする。今年初のおでん。土鍋の中でお出汁に浸っている具材を見ると、なんだか愛しいような気持ちになってしまう。もっとも愛しいとか言いながらも食べちゃう訳なのだが。寒い夜におでん鍋をつつくのは冬のお楽しみの1つだと思う。
明日の朝は食パンに戴いた苺ジャムをたっぷり塗って食べようと思う。今日はパン屋でちょっとだけ奮発して、いつも食べているのよりもワンランク上の食パンを買った。明日の朝が楽しみだなぁ……って事で今日日記はこれにてオシマイ。