白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2014年12月01日(月) 家族会。

土曜日は夫の会社の「家族会」に参加してきた。

夫は4月に転職して8ヶ月。職種的には同じだけれど前の会社とは何かに何まで勝手が違う。「家族会」とは「社員がどんな会社で働いているのかを紹介し、日頃の協力に対する慰労をする」のが目的で、ホテルの一室で説明会のような事が行われ、その後ブュッフェ形式での食事会が行われた。

ホテルと言っても高級ホテルではいものの、失礼な格好で行く訳にはいかず、私は娘の七五三の時に着たワンピース。娘は昭和の子どもが「よそ行き」で着ていたような定番ワンピースにストラップ付きのピカピカ靴をはかせた。事前最低限のマナーを教えて、挨拶の練習をさせて挑むことに。

事前準備が効いたのか娘は子どもには退屈な説明会にも耐えてくれたし、挨拶もちゃんとしてくれた。「まぁ、しっかりしたお子さんですね」などと褒めてもらえるのが嬉しいらしく、よそ行きの顔で頑張ってくれていた。

ホテルでのブュッフェスタイルの食事会は娘にとって楽しかったらしい。出てきた食事が美味しかったのもあるし、普段のように「野菜もしっかり食べなさい」と言われないのが嬉しかったようだ。

もとかく、失礼無く家族会を終える事が出来てホッっとした。食事は美味しかったけれど、気疲れしたし、草臥れたのは言うまでもない。

娘は帰りの電車で「賢いって、すっごく褒めてくれたね。本当は賢くないんだけどな」と言っていた。どうやら自分が褒められた時に私や夫は「とんでもないです」と否定するので、そう思ってしまったらしい。娘には「お父さんもお母さんも、娘が賢い子だと思っているけれど、自分の子どもは人に自慢しないものなんだ」と言う事を説明して聞かせた。「Yだって、お友達から自慢ばっかりされたら、いい気分しないでしょ? なんでも自慢するもんじゃないんだよ」と。それで、娘も納得してくれたようだった。

ああいった場面でのマナー等は普段の生活の中では教える事が出来ないので娘には良い経験になったと思う。私も夫の会社での雰囲気や立ち位置を垣間見る事が出来て良かった。毎日、激務に励んでくれている夫に感謝しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2010年12月01日(水) 1人の時間。粕汁。
2009年12月01日(火) 堂島ロール
2008年12月01日(月) 100年の軌跡
2006年12月01日(金) 作る喜び
2005年12月01日(木) そんな今日この頃。
2004年12月01日(水) カウントダウン
2003年12月01日(月) しばらく。
2001年12月01日(土) 常識と非常識の間で。

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