昨日は夫の祖母の百寿のお祝いに行ってきた。
和歌山に住む祖母は来年の年明け早々に100歳を迎える。年末年始は何かとばたばたするので、100歳のお誕生日には少し早いけれど…と百寿のお祝い会が開かれた。参加したのは30余名の子、孫、曾孫。祖母の家は田舎の農家で豪邸って訳ではないのだけれど、続き和室の襖を外すと広い空間が出来る。3つ続きの和室の襖を取り払うと、30余名分のお膳を並べるのには十分だった。
私の方親戚は、みな大阪に住んでいて、私は「田舎の集まり」というものを結婚するまで知らなかった。それだけに、こういう集まりに参加できるのはとても嬉しい。
みなで用意してもらったお膳を食べて、ハッピーパースデーの歌を歌って、大きなケーキを食べた。1歳の娘は一族最年少だった。お祝いに合わせて特訓(?)した「万歳!」をご披露したりして、すっかりモテモテだった。何かあると主役のである曾お婆ちゃんの横に陣取って、主役の次にチヤホヤ構ってもらっていたので、娘はすっかりご満悦だった。
お祝会に参加できたのは30余名だったけれど、遠くに住んでいたりして駆けつけられなかった人も多くいる。祖母と亡き祖父の2人から、たくさんの子供が生まれ、その子供からまた子供が生まれ……100年のうちに人が増えていった様を目の当たりにして「100年生きる」ってことの凄さを実感させられた。
100年生きるって、どんな感じがするのだろう。36年しか生きていない私には想像もつかない世界だ。祖母の命はその子や孫達に脈々と繋がっている。祖母の血を受けた夫と娘が、祖母にあやかって元気で長生きしてくれたらなぁ……と思う。
用意してくれたお膳もケーキも美味しく、賑やかで楽しい集まりだった。祖母にはこれからも元気で長生きしてもらいたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。