白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年12月01日(水) カウントダウン

今年も残すところ1ヶ月を切ってしまった。

「1年なんてアッと言う間だった」と言いたいところだが、今年は私には、やけに長く感じられた1年だった。昨年の今頃は何をしていたのかも思い出せなくて日記を読んでみた。CAD教室に通っていたらしいのだが、恐ろしく昔の事のような気がしてならない。昨年の11月に至っては「仕事も勉強もする気がない」などと書いていて「あなたは誰?」てな感じだ。

今年は身の回りに大事件こそ無かったが、小さな災難の多い年だった交通事故にあい、寸借詐欺にあい、盗難にあった。しかし大事に至らなかったのはラッキーだったと言えなくもない。仕事面は激動だった。心ならずも4つの職場で働いた。ぶっちゃけ、流浪派遣生活のキッカケとなった1つ目の職場は早くも記憶の彼方。そして、今の職場では。もう半年くらいは働いているような気がするが。まだ2ヵ月目に入ったばかりだ。もっとも、失業期間がほとんど無くて働けたのと、最終的に仕事をしながら年末を迎えられたのだから良しとしよう。

乙女な母の体調が思わしくなくて大変だったのも印象的……てか、つくづく参った。最高潮の時は心身共に追い詰められていたのに、日記を読み返すと、弱音を吐きつつも以外と強気な風を装っていて、何を見栄張ってるんだかと、我ながら苦笑い。最近は小康状態を保ってくれているので、まだマシだが、けっこうキツかったな。うむ。

悪い事も多かったが、愉快な事も多かった。この日記では。ほとんど触れていないが、32歳にもなって、ヲタクとして狂いたのは特記事項だろう。年末はヲタク生活の総決算とも言えるコミケが控えている。愚弟からは「姉はヲタクがしそうな事を一式やったよなぁ。ヲタク多しと言えどコンプリートは珍しい……」と言われた。まあ、いいや。年齢的、体力的にもギリギリのラインだったし。この1年のヲタク活動の思い出は、冥土の土産として死ぬまで大事に持っていこうと思う。

良いことも、悪いことも、日記に書いたことも、書かなかったことも、色々ひっくるめて細々とした事件の多い1年だった。事件に追われた1年という印象。来年は、もう少し地に足の着いた暮しがしたい。よく働いたが、その反面で自分の内面……とくに感受性は、ちっとも磨けなかったように思う。映画や芝居も観たいし、絵画展などにも足を運びたい。

とりあえず今年も無事に乗り切れそうで嬉しい。そして来年は、より良い年にしたいと思う。年末まで、あと何回日記が書けるだろうなぁ……なんてことを思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2003年12月01日(月) しばらく。
2001年12月01日(土) 常識と非常識の間で。

白蓮 |MAILHP