昨日の日記で「日記を書き始めて丸8年になりました」と書いたけれど、日記やHPの区切りの頃は、決まって「音信普通になってしまった人達」のことを思い出さずにはいられない。
私がネットで遊ぶようになったのは10年ほど前のこと。当時はまだ日記もHPも持っておらず、まさに「右も左もわかりません」と言う状態だった。ネット上のマナーも何も知らないくせに、いきがっていた当時を思い起こすと恥ずかしくてならないのだけど、その頃はまだネットでの交流は今よりもずいぷんとスローテンポで進んでいたので、当時の私でもなんとかやっていけたのだと思う。
ネットで遊ぶようになった頃に知り合った人で、今なお交流が続いている人もいるけれど、ほとんどの人と音信普通になってしまっている。この日記を書きはじめた当初「エンピツ」は人気のある日記サイトで、書いている人も多かったせいか、書き手同志の交流が盛んだった。良く切れるナイフみたいな文章を書く人が多かったように思う。
ここや、あるいは友人の掲示板等で知り合って、個人的にメールを交わしたり、場合によっては住所を交換したりしたのに音信普通になってしまった人達は元気に暮らしておられるのだろうか? 「ネット上の付き合いなんて、そんなもの」だと言ってしまえばそれまでなのだけど、親しくしていた人がプッツリと消息を絶ってしまうというのは寂しいものだ。
それだけに長く続けておられるサイトや日記の管理人さんには「続けている」ってだけで頭が下がる。「いつ訪れても、そこにある」と言うのは、なんと安心で心安らぐことだろう。そして私自身も、そうありたいと思っている。
それにしても、みんなどこへ行っちゃったのかなぁ……
もう2度とすれ違う事が無いだろう人達だけど、元気でいてくれると嬉しい。もっとも私にはそれを知る術は無いのだけれど。懐かしい人達のことを1人こっそり思い出しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。