今夜は珍しく自分のためだけに紅茶を淹れた。
娘を寝かしつけて夫が帰ってくるまでの時間は、家事をしたりネットをしたりして1人の時間を過ごすのだけど、たいてい何か飲み物を飲む。暑い時は冷たい麦茶が多かったけれど、最近はカフェオレやホットミルクを飲んでいた。しかし今日はカフェオレやホットミルクを飲む気分にはなれなかった。もともと私は紅茶好き。しかしインスタントコーヒーで作るカフェオレは「作るのが簡単」なので、ついついカフェオレばかりを飲んでしまっていた。ポットで紅茶を淹れるのは、入れるのも面倒だし後片付けも面倒だ。なので1人の時は美味しく飲むことよりも、簡単に飲むことを優先させていた。
家族のために食事を作る手間は惜しまないくせに「自分1人のため」となると、どうして「ほんのひと手間」を惜しんでしまうのだろう?
久しぶりに淹れた紅茶は「紅茶って、こんなに美味しかったっけ?」と思うほどに美味しかった。毎日とまではいかなくても、これからはもう少しマメに紅茶を淹れて飲もうと思う。
自分を粗末にしているつもりは無いのだけれど、自分1人の時間は「何して過ごそうか?」と貪欲になり過ぎてしまう。「明日の用事の段取りもしておきたいし、ネットもしたい。おっと、そう言えば雑巾も縫っておかなくちゃ…」なんて考えていると、飲み物にまで手が回らないのが現状だったりする。時間(もしくは睡眠時間を削っても大丈夫な体力)が無限にあればいいのになぁ。
結局のところ自分の中でバランスを取ってやっていくしかないのだろう。私の場合は、あれこれ手を伸ばし過ぎてついつい「休憩」を忘れてしまいがち。大好きな紅茶を飲むための「ほんのひと手間」さえ惜しんでしまうほどに。でも、これはあまり褒められたことでは無い。インフルエンザも流行っているし、ただでさえ風邪のシーズンに入るのだから、もう少しペースを落とし気味で生活していきたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。