雲間の朝日に想うこと


< 変わる姿こそ本質でしょうか >


厳密に区分するならば。

例えば、
花や食事や旅行や装飾品の様に、
相手に直行する物では無いのだから。


確かに。

其れは、
お互いの想い逢いには当たらぬけれど。




一方で。




互いが、
想いを贈り続けた結果。

少しずつ、
少しずつ、
想いの形が遷移する事は。


極自然な歩みなのだ。







或いは。



互いを想う其の形や範疇を、
定義する事が。

本当は、
想い逢いを留めて終う事と、
同義なのかも知れない。





















恐らくは、
娘を想う俺の想いを想い、
仕掛けた事で。

此れは、
姫の想い其の物だ。



互いが互いを想い、
丁寧に、
丁寧に、
日々を歩み続けて来た此れ迄の。

其の歩みの代弁者で。


其処に描かれて居るのは
姫自身に他ならない。











 「はい。」
 「これ。」

 「何?」
 「プリクラ?」
 「これってチロルチョコだよね?」



今年の、
生誕を祝う贈呈品には。

娘の歩みを撮した画が、
描かれて居た。





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Goods
 "DECOチョコ" by チロルチョコ






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References
 Feb.14 2008, 「中身が在れば良いのでしょうか」







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2009年05月30日(土)


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History
2007年05月30日(水) 多くに紛れれば平気でしょうか
2005年05月30日(月) 要らぬ隠し味だったでしょうか
2003年05月30日(金) 腹を括り終わったか
2002年05月30日(木) 何重にも掛けた鍵をこじ開けますか



< 別れる因に成りそうですか >


其の総てを知る事が是だとは、
想わぬけれど。


絆や想いを断つ事に成った、
其の一要因が、
如何にして互いを喰い荒らしたのか。


切に、
切に、
知りたいと希う。






決して口を開かぬ姫に、
望めぬ想いなら。


半ば腫れ物に触る様に。

少しずつ
少しずつ
進むしか無いのだろうか。




















 「ぱぱ!」
 「これがうみ?」

 「あれはなに?」
 「えのしま?」

 「いはい?」
 「これがおじいちゃん?」



普段の、
足元に隠れ恐れ戦く其の姿が、
影を潜め。



遠出、
気候、
家屋、
祖父、
外泊、
砂浜、
数多の初めての中でも。

平然と、
物怖じする事無く遊び回る娘に。





若干、
面食らいながら。





此の場に融和する事を願う、
其の存在へ。

ふと、
視線を向ける。
















矢張り姫は。

俺の育った此の街や、
俺の育った此の家も、
好きに成れそうには無いのかな。






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2009年05月02日(土)


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History
2006年05月02日(火) 立場が違いませんか
2004年05月02日(日) 我慢の理由は笑顔でしょうか
2003年05月02日(金) 平然として見えますか





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