雲間の朝日に想うこと


< 信じたい故の予防線でしょうか >


強い信念を有して、
何かを為し続けた訳では、
無くて。


きっと。

極僅かな想いや、
或いは、
無造作の振る舞いに、
過ぎない。



其れ故に。



眼前の幸運を、
享受するに値する自身か否か。


唯、
其れのみを想い、
自問して了う。
















もう少し。

増しに、
想い続けて居れば。


もう少し。

増しに、
生き続けて来れば。





素直に、
受け容れたのだろうか。


















 「小坊主ちゃんがお仕事頑張ってるみたいだったから。」
 「私もって奮起出来た。」
 「ありがとうね。」


然程の頑張りでも無い、
日々に、
贈られる感謝は。

嘆かわしい自身の姿を、
余計に、
際立たせた。






















確かに、
希った景色に違いないけれど。




 「とりあえず今はリハビリ施設で頑張ってます。」
 「もう歩けるよ。」
 「髪の毛も普通。」



あの子の、
其の言の葉の可能性の、
乏しさをも。

桁違いに、
診続けて来たから。









糠喜びしない様にと。

幾つも、
予防線を張って了うね。





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References
 Dec.24 2017, 「聖夜の贈り物は本物でしょうか」







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2017年12月25日(月)


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History
2006年12月25日(月) 整理の為の聖夜でしょうか
2005年12月25日(日) 満ちれば余計に沈むでしょうか
2004年12月25日(土) 魅せぬ秘密は何処に在りますか
2003年12月25日(木) 雰囲気すら味わえぬ聖夜ですか
2002年12月25日(水) 不思議な御縁と言えるでしょうか
2001年12月25日(火) 俺の匂いは残っていますか





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