雲間の朝日に想うこと


< 役目を果たした約束でしょうか >


実現する事を望んで。

人は、
取極めを交わすけれど。



深意は。


其れが、
達せられる事に在る訳では、
無くて。

其の、
交わした刻の想いを縛る事に、
在るのだろうか。











其れならば。










各々の刻に応じて、
其の姿を、
変化させる事は。

極自然な、
成り行きで。


其の視線が、
今に向いてこそ。


縛りに、
意味が備わるのだろう。






恰も。

其の取り決めなど、
端から無かったかの様に。
























守る事に。

本当に、
重きが置かれなくて、
良いのだろうか。














 「全て一からになっちゃうんだけど。」
 「許されるんだったら。」
 「一人片道切符でそっちに行きたいな。」

 「約束は?」
 「迎えに行かなくて良いの?」

 「良いの。」
















約束。

其の、
印を附して動きを封ずる、
振る舞いは。



既に、
其の役目を終えたのだと。


あの子は、
そう口にした。





----------
References
 Apr.27 2016, 「重い指先でしょうか」







↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)


2017年12月28日(木)


----------
History
2012年12月28日(金) 俺に似て居るんじゃ無かったですか
2006年12月28日(木) 何が起きて居るのでしょうか
2005年12月28日(水) 予想外過ぎたのでしょうか
2003年12月28日(日) 説得出来るでしょうか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL