自身の、 其の意識と感覚とが。
環境の示す状況と、 常に一致する訳でも無く。
自身の、 其の主観や生理が。
常に、 客観と連動する訳でも無い。
其れ故に。
自己認識の解離や、 個々の諍いが。
比較的頻繁に、 生じるので在って。
決して、 不可思議な事では無いのだ。
何より。
例え、 記憶が失われたとしても。
身体に刻まれてた証が、 其の反応なのだ。
唯、 繋がらぬだけで。
あの子は。
「不思議。」 「涙がぼろぼろ流れる。」
自身の反応を、 持て余しながら。
「酷いなぁ私。」 「何も覚えてない。」 「色々失格だね。」
自身を責め続ける。
ゆっくり、 想い出して繋げば良い。
時機を伺い。
転換点には、 必ず存在を主張する、 其の姿を。
ちゃんと。
本能に、 宿して在ったのだから。
---------- References Feb.13 2017, 「護って貰えますか」
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