飽く迄、 其れは紙一重で在って。
受け容れる側の想いの有無で、 一意的に定まる。
其れ故に。
例え、 何れ程の積み重ねを、 経たとしても。
其の過去の、 欠落した現状に於いては。
此れは。
狂信的に、 想いを叩き付け続ける輩と、 同類に過ぎない。
一方的な、 其の振る舞いを。
避けずに受け留める、 配慮に。
俺は、 甘え過ぎだろうか。
久しぶりに目覚めた、 あの子は。
「毎日メールくれているんだね。」 「ありがとう。」
謝意と。
「やっぱり変な感じ。」 「どうしても付き合ってたんだって思えない。」
至極当然の現実を、 贈り返した。
其れが、 互いの接着剤ならば。
出来る限り永く。
其の脳裏に、 在り続けて欲しいと希う。
「私の病気を私自らが教えたんだったら。」 「本当悪いことしたなって思う。」
あの子の、 其の想いさえ。
俺には、 勿体ないよ。
---------- References Feb.08 2017, 「鍵の在処は忘れないのですか」 Feb.07 2017, 「忘れる刻限が来たのでしょうか」
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