雲間の朝日に想うこと


< 忘れる刻限が来たのでしょうか >


何時か。


其の期日が、
明確に定まらないだけで。

其の存在は、
明確に定まって居るのだ。







其れ故に。



未だ来ぬ様にと、
猶予を願いながらも。


今も迫って居るで在ろう、
其の刻を。

唯、
待って居る。






















到頭、
刻限が来たのだろうか。

或いは、
一過性の事に過ぎないのか。




其れとも。


再び、
自身の一部に封をして。

別の人格を、
切り離したのだろうか。



















あの子は。


 「小坊主ちゃん久しぶり〜。」
 「送る相手間違えてない?」


少し桃色が漂う言の葉の、
其の贈り先が。

別の対象への贈り物では無いかと、
注意を促し。







 「小坊主ちゃんは今何やってるの?」
 「私は起きたらなぜか入院中。」


同時に。

意識から、
自身の境遇さえも見失った。



















僅か三日前の、
其の想いも。

一瞬で、
消えて終うんだね。





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References
 Sep.11 2016, 「欠片を繋げば忘れませんか」
 Sep.24 2014, 「消えて保てる想いでしょうか」







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2017年02月07日(火)


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History
2007年02月07日(水) 不得手は理由じゃ無いのでしょうか
2006年02月07日(火) 既に闘って居るのでしょうか
2005年02月07日(月) 研鑽の足りぬ鍵でしょうか
2004年02月07日(土) 向きを入れ替えて見ませんか
2003年02月07日(金) 迷いの嵩は減らせないのか
2002年02月07日(木) 良い所はなかったですか





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小坊主
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