雲間の朝日に想うこと


< 迷いの嵩は減らせないのか >


貴女の決意など、
俺には想像が付いていた。

貴女の答えなど、
俺には想像が付いていた。




 「ついて行くから。」




貴女がそう言う事など、
俺には想像が付いていた。









問題は俺と貴女の間には無く、
俺の家族と貴女の家族に存在する。





 「大丈夫なのか?」
 「本当に考えたのか?」




俺がそう言う事も、
貴女には想像が付いていた。



















小さな彼の言葉を
初めて俺は聞かされた。

貴女の強さは、
その言葉にも秘められているんだね。



 「お母さんは再婚出来るんでしょ?」
 「お母さんは再婚するんでしょ?」







小さな彼の言葉を
初めて俺は聞かされた。

俺の知らない強さは、
その言葉から生まれ出た力なんだね。



 「再婚しても良いよ。」
 「引越ししても良いよ。」




















俺の決意は、
俺の答えは。

何処に有るんだ。



 「だから大丈夫よ。」
 「ついて行くから。」



貴女の言葉が、
どうして力にならないんだ。



迷いの一つは、
既に解決したじゃないか。


2003年02月07日(金)


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2002年02月07日(木) 良い所はなかったですか





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