何時か、 途絶えて終うのだから。
其れが、 続く事にこそ。
価値が宿ると、 想って居るけれど。
本来、 途絶えて終う筈の、 其の身を。
続ける術を獲た種で、 在るが故に。
何時、 途絶えさせるか。
本来、 委ねられては為らぬ領域迄をも、 想うのだろうか。
其れとも。
其の想いこそ、 傲慢なのか。
生に真摯で在る事は。
傲慢なのか。
僅か数文字に、 半日、 一日と、 費やしながら。
「ごめん。」 「弱音吐かせて。」
「早く殺して。」 「首絞めるなりして早く終わらせて。」
「痛いんよ。」 「裂けるぐらいお腹痛い。」
「治療やめようかな・・・」
あの子は。
日々、 想いを揺らす。
違うか。
俺が、 待ってろと言った事こそが、 傲慢で。
言った事が、 間違いだったなどと。
そう想う事こそ、 傲慢だ。
---------- References Jan.03 2016, 「愛は死に至らしめる事でしょうか」 Mar.01 2014, 「矛盾に満ちた死に方でしょうか」 Jul.02 2014, 「生殺与奪と言う事でしょうか」
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