飽く迄。
互いは、 異なる個と個の集合体に、 過ぎないから。
必然的に。
其処に、 差異は在るのだけれど。
其れが、 如何なる差異で在っても。
其の芯の向きさえ、 合致すれば。
互いに、 回り続ける。
ならば。
其の芯に相当する要素は、 何処に在るのだろう。
其の芯は、 個と個の組み合わせに因るのだろうか。
其れとも。
肝の様に、 一つの解が在るのだろうか。
年齢差。
差異を生ずる因の、 一つが。
視野の広狭程度の物を、 撒き散らすのなら。
別段。
回転に作用する事など、 無いのだけれど。
年齢差に起因する、 視点の相違が。
目指す方向性の、 其の歪みが。
何をしようにも。
其の到着点の、 噛み逢わない事が。
案外。
重い。
---------- References Jan.08 2012, 「歳上を想う資格が無かったのでしょうか」
|