雲間の朝日に想うこと


< 想いは守護神に成り得ますか >


二人の想いが確固たる物であれば、
必ず疑問は氷解し、
きっと誤りは正される筈だけれど。



其処に費やす時間と労力に、
余裕が無い時。



確固たる絆が、
簡単に捻じ切れてしまうのは、
何故なのだろうか。

何が足りないのだろうか。





起き抜けに届く貴女の定時便は、
何時にも増して、
底抜けに明るかった。

一つの誤解を解き、
一つの疑問を解決して、
空の曇りを吹き飛ばすかの様な勢いだった。



 「『予知夢』ってあるけれど。」
 「私の場合『願望夢』だよね・・・。」

 「やっと気付いたの?」














素敵な事だ。








貴女の願望夢を、
予知夢と想い続けて来たとすれば。

願望が予知と勘違い出来る現実が、
其処に有ったとすれば。


其れは貴女の願望が予知に変わっていた証拠であり、
貴女の想いが実現して来た証拠だから。
















一つの間違った過去に、
一つの誤った記憶に、
どれだけの期間、
貴女は縛られ続けて来たのだろうか。


費やす時間と労力に余裕が無い中、
絆を必死に護り続けたのは、
きっと貴女の想いの強さなんだよ。


2003年04月09日(水)


----------
History
2002年04月09日(火) 望んだ未来が怖いのか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL