雲間の朝日に想うこと


< 千切れた芯は結い直せますか >


時を刻む事は、
決して、
進歩と同義では無くて。

時を進める事は、
飽く迄、
変化と同義に過ぎない。




其の変化が、
進化や深化に値するか、
或いは否かは。

互いの想いの在り処で、
きっと、
差配されるのだろう。












針の進んだ、
九年。


其の、
如何程に。

向き逢う想いが在ったか、
知り様も無いけれど。





針を刻んだ、
九年。


少なくとも、
其の大部分に。

自身の紡ぎ行く想いは、
在り続けて来た。

























途切れた何かが、
再び、
産まれる事が。

在るのだろうか。






























 「一生の不覚だよ。」


姫が、
そう口にする様に成ってから。

もう、
何年も過ぎて居るけれど。







今年の、
記念の葡萄酒に。



俺は。

呑めないでは無く、
初めて、
呑まない意思を添えた。






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References
 Dec.07 2010, 「一つの幹に為り損ねましたか」
 Jun.19 2010, 「葡萄酒も後ろを向くのでしょうか」







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2011年06月19日(日)


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History
2010年06月19日(土) 葡萄酒も後ろを向くのでしょうか
2009年06月19日(金) 執行猶予が延びましたか
2008年06月19日(木) 何処へ向かう心算でしょうか
2007年06月19日(火) 偶然欲しただけでしょうか
2006年06月19日(月) あなたのお家は何処ですか
2005年06月19日(日) 時のみが知る応えでしょうか
2004年06月19日(土) 今日は記憶に値する記念日ですか





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