一つ一つの順列には、 確かに、 個々の基準が在るから。
組み合わせの数だけ、 其れ其れに、 違いは生じるのだけれど。
互いの、 関係性と距離は。
如実に、 其処へ反映されるのだ。
其れ故に。
互いの想いが、 一つ、 進み歩む毎に。
其の姿は、 極自然に変化しないだろうか。
或いは。
想いが、 其処迄至っては居ない、 其の、 証拠なのかも知れない。
水路の街の人の、 文末の署名に。
彼女の名が、 附せられる様に成り。
一方で。
俺の呼び名は、 未だ、 渾名の儘で。
加えて、 終いに「さん」の文字が、 記されるね。
---------- References Jun.20 2008, 「遠避けて了うでしょうか」 Feb.25 2002, 「お前の中に何が起きてますか」
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